- 相談者34歳/男性
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栄養士様へ
大変お世話になります
甲状腺機能をコントロールする
栄養素なり食品のお知らせ
大変お手数ですが
よろしくお願い致します。
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栄養士からの回答
- こんばんは。ご質問ありがとうございます。甲状腺についてのご質問ですね。機能亢進症の場合、三食をバランスよく食べ、刺激物を避けます。食べ過ぎず、お酒も適量にしていただくとよろしいかと思います。機能低下症の場合、過剰なヨード摂取を避け、食物繊維を含む食品を取り入れながら、バランスよく食べてみてください。
- 相談者34歳/男性
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栄養士様へ
ご回答誠にありがとうございます。
交感神経刺激すると甲状腺機能亢進傾向
副交感神経刺激すると甲状腺機能緩和傾向
このように単純に考えているのですが
それぞれに適当な代表的な栄養素なり
食品のお知らせいくつかお願い申し上げます。
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栄養士からの回答
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おはようございます。
ご質問ありがとうございます。
端的に申し上げますと、キーとなる栄養素は主に甲状腺ホルモンの主成分であるヨウ素であると考えられています。
詳細を含め、具体的に挙げると
①甲状腺機能亢進症の場合
詳細代謝機能が亢進することにより、体重減少を起こしやすくなります。消耗性疾患であることから、不足するエネルギー、たんぱく質、ビタミン(特にビタミンB1、B2、B6、B12、C、ビタミンA)、ミネラルを充分に補給します。
水分は充分に補い、脱水症状が出ないようにします。
ヨードの摂取は制限します。(甲状腺ホルモンの主成分で、不足しても甲状腺腫が起こりますが日本では不足より過剰のほうが問題になることが多いです)
【ヨードを多く含む食品】
昆布や海藻類(昆布だしなどもヨードが含まれるので注意しましょう)
寒天、ようかんなど。
甲状腺を正常化させる亜鉛は、細胞の新生や体内の200以上の酵素の成分としても重要なのでしっかり摂ります。
代謝を亢進させる唐辛子、アルコールなどの刺激物は避けます。
できるだけ化学物質を避ける食生活を心がけ、アルコール、カフェイン飲料、白砂糖は控えます。
過労を避け、精神、身体の安静を図ります。
効果的な食品
⑴ビタミンB群をバランスよく含む食品
玄米、未精白穀物、玄米発酵食品、大豆、大豆製品
⑵ビタミンA
やつめうなぎ、あんこう、ぎんだら、モロヘイヤ、あしたば、なずな、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、にんじん、干し海苔
②甲状腺機能低下症の場合
甲状腺機能低下症の場合は、ヨードを豊富に含む食品を摂るとよいのですが、ヨードの過剰摂取によっても低下症が起こる場合がありますので、医療機関の指示に従いましょう。
【ヨードを多く含む食品】
昆布や海藻類(昆布だしなどもヨードが含まれるので注意しましょう)
寒天、ようかんなど。
※アブラナ科の野菜には、ゴイトロゲンと呼ばれる抗甲状腺物質が含まれているので、食べ過ぎに注意しましょう。(菜の花、京菜、青梗菜、ター菜、白菜、蕪、大根など)
甲状腺を正常化させる亜鉛は、細胞の新生や体内の200以上の酵素の成分としても重要なのでしっかり摂ります。
また肥満、脂質異常症、貧血などの合併症がある場合は、その食事療法をします。
できるだけ化学物質を避ける食生活を心がけ、アルコール、カフェイン飲料、白砂糖は控えます。
過労を避け、精神、身体の安静を図ります。
効果的な食品
⑴ビタミンB群をバランスよく含む食品
玄米、未精白穀物、玄米発酵食品、大豆、大豆製品
⑵代謝を促進して体を活性化させる食品
生姜、にんにく、山椒、ニラ
⑶ビタミンA
やつめうなぎ、あんこう、ぎんだら、モロヘイヤ、あしたば、なずな、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、にんじん、干し海苔
- 相談者34歳/男性
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栄養士様へ
ご回答誠にありがとうございます。
今後積極的に
食事に取り入れていきたいと思います。