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臀部の痛みは、座骨神経痛も引き起こす原因のひとつでしょうか。 病院の診断は問題...

医師への相談

相談者60歳/男性
臀部の痛みは、座骨神経痛も引き起こす原因のひとつでしょうか。
病院の診断は問題ありません。

起立している間はずっと臀部から腰?が痛み、座ると座骨神経痛です、毎日横になったり起きたりの繰り返しで約半年になります。

痛みを我慢して30分程度のウヲーキングをし、腹筋、背筋運動、ストレッチ等を毎日、行っていますがいつか良くなるのでしょうか?
医師からの回答
御質問ありがとうございます。

半年も症状が続かれてるとのこと、おつらいですね。

御存知かもしれませんが、坐骨神経痛を引き起こす原因ですが、
髄や神経根の圧迫によっておこります。

多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われていますが原因は様々です。

他には、以下のものが坐骨神経痛を引き起こす原因としてあげられます

梨状筋症候群
脊柱管狭窄症
脊椎分離症
脊椎すべり症
脊椎腫瘍
骨盤内腫瘍

ひとつ確認なのですが、こういった原因の検索は病院では
されたのでしょうか?
相談者60歳/男性
お返事ありがとうございます。

実は数年前から、腰部脊柱管狭窄症の診断でしたが、まだ手術するほどでもないといわれていました。
しかし痛みから解放されたい、これが痛みの原因と思いました。そして、今年2月に希望して手術を受け、その後の状態はMRI等の診断で問題ありませんでした。

ご指摘頂いた検査はMRI等では分からないでしょうか。
脊髄専門医の病院2カ所とも腰は特に問題ないとの事でした。
医師からの回答
早々にお返事ありがとうございます。

狭窄症の手術は脊椎外科に熟練した医師が行えば安全で、最近の手術方法の進歩により手術成績は良好となっています。

しかし手術を行って手術が完璧に行われたとしても、その患者さんの痛みの原因が全て解決されるわけではない場合があります。

長い間、局所の神経は狭窄による酸素欠乏状態に置かれていたため、変性していたり、痛みを伝える神経経路が障害され、これが痛みやシビレの原因を形成してしまっていたりします。

また狭窄以外にも椎間板変性や不安定性など痛みの原因となり得る病態が存在しているかもしれません。
もし狭窄症の狭窄期間も長くなく神経の変性、痛みの伝達経路の障害が少なく、狭窄以外に疼痛原因となり得る病態のない人なら、痛みは全て改善されるはずです。
そうでない人はその程度に応じて症状は残存するかもしれません。

手術自体の捉え方としては、「狭窄病巣は確実に除去できて、狭窄に基づく症状は改善に導くことはできる」ととらえられるのがいいかもしれません。

まずは、主治医の先生に、現在の状況をお話になり、
画像上は問題なかったとしても
痛みが出ている原因として考えられるものは何かということを
御質問されるといいと思います。

お答えになってないかもしれず、本当に申し訳ありません。
相談者60歳/男性
ありがとうございます。

運動療法は続けたいと思いますが、どうでしょうか。
医師からの回答
運動療法は継続したほうが良いかと思います。運動しないと筋力低下などを来します。主治医とよくご相談をされてください。
相談者60歳/男性
ありがとうございました。