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子持ちししゃもにも、ビタミンAは多く含まれているのでしょうか？ ビタミンAの取...

栄養士への相談

  • 相談者：30歳/女性
  • 相談日：2015年10月21日
相談者30歳/女性
子持ちししゃもにも、ビタミンAは多く含まれているのでしょうか？
ビタミンAの取りすぎに注意して、妊娠してからレバー・うなぎ・穴子はなるべく食べないようにしていますが、子持ちししゃもは手軽にスーパーで買えるため、よく食べています。
子持ちししゃものビタミンAにはどのくらい気をつけたら良いでしょうか？
また、今日の夕飯に食べた子持ちししゃもの焼き加減が甘かったかもしれません（いつもは焦げ目がつくまで焼きますが、今日は焼き色がつくくらいで止めてしまいました）
万が一、加熱不十分だった場合、胎児に悪影響はありますか？魚と魚卵なので、肉のようにトキソプラズマの心配はないでしょうか？
ちなみに妊娠９ヶ月です。食後２時間たちますが、腹痛や吐き気はありません。
栄養士からの回答

こんばんは。
ご相談ありがとうございます。

子持ちししゃもは別名カラフトししゃもと言われています。
ししゃもにはカルシウムが豊富にありますので、妊婦の方にはおすすめの食材になります。

カラフトししゃものカロリーは30g(1尾(丸ごと))で53kcal、ビタミンＡは36μgになります。

ビタミンＡは妊娠中も必要なビタミンですが、妊娠３ヶ月までの過剰摂取により赤ちゃんの耳の形態異常が増えることがわかっています。妊娠中の必要量は１日2000 IU(600μg)で、上限は１日 5000 IU(1500μg)です。ビタミンＡは、通常の食事では、過剰摂取になることも不足することもありませんが、ビタミンＡを含むサプリメントにより過剰摂取になる可能性がありますので、注意が必要です。
例えば、通常の食生活をされて、ししゃもを10尾食べてもビタミンＡの過剰摂取になることはありませんので、ご心配なさらないでください。

トキソプラズマ感染のご心配についてですが、トキソプラズマは動物（特に猫）の体内や排泄物、土の中などにいることがあり、ししゃもにはいませんので、ご心配なさらないでくださいね。

加熱不十分たったということですので、もし体調に変化があればご心配ですので、早めに病院を受診されてくださいね。
これからだんだん寒くなりますので、お身体お大事になさってください。

相談者30歳/女性
いろいろ安心しました。ありがとうございました！