- 相談者34歳/女性
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昨夜お風呂に入っている時に、写真のような湿疹をみつけました。
本日、小児皮膚科に行ったところ中毒湿疹のようだと言われました。ジアノッティかなー？とも言っていたのですが、、
湿疹は、脇腹と肩と二の腕らへんのみで顔や膝、肘、臀部にはでていません。
ジアノッティ病か症候群かは、言われませんでした。血液検査とかも、言われていません。
ジアノッティ病の可能性は、あるでしょうか？
中毒湿疹の場合、血液検査は必要でしょうか？![]()
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医師からの回答
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色々とご心配でしょう。
ジアノッティ病は、当初、Ｂ型肝炎ウイルス（ＨＢＶ）の感染後に、
ウイルスに対する炎症反応が原因で生じる病気として報告されていました。
その後、ＥＢウイルス、サイトメガロウイルス、
コクサッキーウイルス、マイコプラズマなどのさまざまな病原体の
感染後にもみられることが判明し、
ジアノッティ症候群とも呼ばれています。
本症が現れた時点では感染性の病原体は消失していることが多く、
感染による免疫反応の乱れが生じた人に、
反応性の皮膚病変がみられるものと考えられています。
画像からは、確かに、ジアノッティ病も否定出来ないと思います。
発疹が現れた時点で感染に対する免疫が成立していると考えられ、
皮膚病変も通常１カ月以内に消失します。
ただ、ＨＢＶ感染に伴うものでは慢性肝炎あるいは
キャリアーへの移行がありうるので、
検査結果によって治療方針が決定されます。
一方、中毒疹は、原因不明の全身に皮疹が出現する皮膚疾患の総称で、
マイコプラズマ、単純ヘルペスなどのウイルス感染症、溶連菌感染症、
薬剤の影響など、多種多様な要因が考えられますが、
原因は特定できないことが多いのが通常です。
結局、このような皮疹の場合、原因の病原体を
特定しなければならないことは少ないのですが、
どうしても必要であれば、疑わしいウイルスなどについて
抗体価の測定が行われます。
では、お大事にして下さい。
医師からの回答
- 相談者34歳/女性
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可能性としては、ジアノッティ病、ジアノッティ症候群と中毒湿疹どちらの可能性が高いでしょうか？
上の子が保育園に行っていて、鼻水や咳は年中です、、、
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医師からの回答
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皮疹を見ただけで診断する事は、専門医でも困難だと思います。
また、ジアノッティ症候群であっても中毒湿疹であっても、
原因は特定出来ない事が多いです。
本症が現れた時点では感染性の病原体は消失していることが多いので
濃厚接触した人々に症状が出た時には、
同居人に原因があるかどうかの特定も難しい事が多いでしょう。
いずれにせよ、皮疹だけであれば、あまり実害は無いので
大きな心配は不要だと考えます。
では、お大事にして下さい。
- 相談者34歳/女性
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ありがとうございます。
今のところ、湿疹は広がっておらず熱もなく機嫌もよく食欲もあります。3ヶ月なので色々と心配で、、
月曜の再受診を、待とうと思います。
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医師からの回答
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食欲があって機嫌が良いのが何よりです。
心配ないでしょう。
月曜の受診で良いと思います。
お大事になさって下さい。