- 相談者27歳/女性
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不妊治療中で新鮮5分割胚を移植してET5ぐらいからつわりの様な気持ち悪さがあり（妊娠経験は3回あります。）ET7の今日異常に気持ち悪かったため通院中の病院に行き血液検査をしてもらったらHCGは0.0でした。医師からは数値が出てた方が理想的との事でした。もう今回は着床すらせず終了という事でしょうか？
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十倉 陽子先生からの回答
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ご質問ありがとうございます
病院によって略語の使い方がちがっていることもありますので、できれば移植した日にちと血液検査をされた日にちをおしえていただけないでしょうか？
移植日から着床までの日数はほとんどの方が一定であり、この日あたりにhCGがでていれば妊娠している可能性があるということを予測できます。ただし、確率的に非常に低い値でも出産まで問題なくたどり着かれる方もおられます。着床してから組織のできる速度が異なっていたり、着床するまでに何故か胚が子宮や卵管の中で生きたまま数日間浮遊し着床遅延が起こっていたのではないかと思われる例も珍しいですが経験することがあります。
十倉 陽子先生からの回答
- 相談者27歳/女性
- 有難うございます。移植した日（ET0）は先週木曜日で血液検査をしたのは今週木曜日ET7です。市販の検査薬でET5.6で反応はしていた（過去3回妊娠経験ある為見間違いではないです。）ところET7で0.0なので着床しかかったのかなと思っています。ET7で検査薬が濃くなれば0.0ではなかったはずと思うので難しいですよね？
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十倉 陽子先生からの回答
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なるほど
市販の検査薬は感度が２５−５０mIU程度ですので、着床してから数日かかってようやくうっすらと反応してくる程度になります。
移植した卵が初期胚ですので卵としては２もしくは３日目ですね。血液検査された日はそこから１週間ですので、血液検査をおこなったころがちょうど着床していれば、着床から数日でhCGが分泌され始める方もいるころとなります。血液検査でごくわずか一桁前後のhCGが検知されるころと推測されます。市販の検査薬では反応はほぼでないだろう時期です。
書いていただいているET５、６の時期は御妊娠されていても２桁以上のhCGがでていることはやや珍しい時期です。今回の市販の検査薬の反応は
１、とても早く着床がおこって早期に流産がおこってしまった、、、か、
２、もしくは新鮮胚移植されているということですので、採卵の時期にhCGの注射をお使いでしたら、それが体内に１週間前後のこりますのでその反応がでたか、、、
３、もしくは上記のいずれでもなく、検査薬の誤反応であったか
いずれかの可能性がありそうです
今後、ゆっくりと着床がおこってくることも、ありますので、移植後１２−１６日ころで正式な妊娠判定検査の血液検査をしてもらうまで腟のお薬貼り薬、注射などの日程がありましたら継続してください。
- 相談者27歳/女性
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有難うございます。
過去の妊娠経験上、市販の早期検査薬ですが過去に初期流産した際の血中HCGが1.3の際に検査薬自体は反応はしていました。2の注射はしておりませんので、おっしゃるとおり１、とても早く着床がおこって早期に流産がおこってしまった、、、と思います。
昨日で0.0で本日検査薬にもほとんど反応が無くなったため（尿中だからかHCGが残っている？）薬を自己判断で辞めています。つわりの様な気持ち悪さも昨日をピークにほぼ無くなりました。
余程の奇跡的な状況でない限りET10でHCGが出ている事はあり得ないかなと思います。
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十倉 陽子先生からの回答
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書いていただいている通り残念ながら状況的には正常妊娠が起こっている可能性に関しては厳しい状態だと思います。
10日目の妊娠判定の採血には妊娠しているかどうかの判定の意味合いと子宮外妊娠などされていないかどうかの参考とする意味合いがありますので検査自体には行っていただきたいかと思います。また処方されたお薬の内服を止めるかどうかについては次の周期の治療のため飲んでおいた方が良い場合もありますので、このままやめておいてもいいのかどうかに関しては現在通院されている先生にしっかりと確認をとっていただきたいです。
- 相談者27歳/女性
- 有難うございます。はい。それ自体は行きます。薬についてですが膣座薬（ルティナス）を使用していました。客観的なご意見としてこちらを途中で止めてしまうとどんな弊害がありますでしょうか。次週期に遺残卵胞など関係ありますでしょうか。
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十倉 陽子先生からの回答
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自然周期採卵での移植ですのでご自身の卵巣からエストロゲンとプロゲステロンはしっかり出ておりおられます。ホルモン補充周期での人工的な周期とは違って家 月経自体が1週間前倒しになる事はないと思いますが、数日早くなることがあります。（元々の黄体機能や、その周期ごとの黄体機能によります。）数日早くなることで次の周期を続けて採卵行いたい場合残ってしまった卵胞のせいで次回の採卵周期がキャンセルになることがあります。
また次周期このままもう一度採卵を行う場合には、毎周期の黄体期（つまり現在の事ですが）この周期には卵巣の機能を留めておく必要があります。外から女性ホルモンと黄体ホルモン両方のホルモン剤を入れておいて動きを押さえておいた方が卵巣のサイズが揃い、次の周期の採卵数の増加につながる可能性があります。
- 相談者27歳/女性
- 大変満足しましたがお返事が途中になってしまうので再度ご質問させて頂きます。とてもご丁寧に有難うございます。