- 相談者32歳/女性
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本態性血小板血症(ET)について教えてください。
先日健康診断で血小板120.9 白血球9900 と指摘され、
本日血液内科を受診しました。
今日のお医者さんでは骨髄検査が行いえないということで、
大学病院を紹介されました。
本日の血液検査では血小板125 白血球9100 とのことでした。
ET疑いということで紹介状を書ていただきましたが、
骨髄の検査をすると、そうでない可能性もある、ということで間違いないでしょうか?
ETと診断するには必須条件として、
1)持続的な血小板数の増加(60万/µl以上)
2)骨髄生検で大型化で成熟した巨核球を伴う巨核球系細胞の増生を認める
という文献をみつけましたが、2)に当たらない場合は
どんな病気の可能性があるのでしょうか?
原因不明で放置、というブログも見つけたのですが、そういうこともありえますか?
- 医師からの回答
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血小板が減ると、内臓系の様々な病気の可能性がありますが、血小板が増える病気はそれほどありません。
血液系の腫瘍が多いですが、そうでない場合は病的ではなく治療の必要性がないことが多いです。
骨髄検査の結果、腫瘍の所見がなければ、経過観察ということもあり得ると思います。
- 相談者32歳/女性
- この血小板の量で、腫瘍の所見がない可能性もありますか?
- 医師からの回答
- 血小板数の正常値は15〜34万ですので、120万だとやはり異常高値ですが、腫瘍でない可能性ももちろんあります。
- 相談者32歳/女性
- 腫瘍でない場合はどんなことが考えられますか?
- 医師からの回答
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腫瘍でないけれども血小板が作られる数が多い、という本態性血小板増多症があります。
これは体質のようなものですので、特に治療を必要とするものではありません。
- 相談者32歳/女性
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なるほど…。
血小板の数が多い時、本態性血小板血症と本態性血小板増多症はどれくらいの割合なのでしょう?
また血小板の数が120で、増多症の可能性はどれくらいですか?
先生の見立てで構いませんのでどれくらいか教えていただけると嬉しいです。
もう、不安でしかありません…
- 医師からの回答
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本態性血小板血症と本態性血小板増多症は同じもので、呼び方が異なるだけです。
血小板数が多い場合、おそらく8-9割は本態性血小板増多症と考えて良いと思いますが、詳細についてはかかりつけの先生にご相談下さい。
- 相談者32歳/女性
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参考になりました。
ありがとうございました。