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先日血液検査でアルドステロン症の疑いがあるといわれま...
アルドステロン症について
先日血液検査でアルドステロン症の疑いがあるといわれま...
医師への相談
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相談者:38歳/女性
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相談日:2016年04月12日
- 相談者38歳/女性
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アルドステロン症について
先日血液検査でアルドステロン症の疑いがあるといわれました。
しかし、今日は違う医師からアルドステロン症ではないと言われ、混乱しています。
本日は何の検査もしておりません。
先日の結果は以下の通りでした。
ALD血漿 56.0 pg/ml
レニン活性 0.1 ng/ml/hr
アルドステロン症の心配はないのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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医師からの回答
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色々とご心配でしょう。
高アルドステロン症の疑いがあるときは、
まず血液中のナトリウム値とカリウム値の測定を行います。
アルドステロン値も測定します。
これらの値が高ければ、アルドステロンの作用を阻害するスピロノラクトン
またはエプレレノンを投与して、
ナトリウムとカリウムの値が正常に戻るかどうかを調べます。
アルドステロンが過剰産生されている場合には、
副腎の非癌性腫瘍(腺腫)の有無を検査します。
CT(コンピュータ断層撮影)検査やMRI(磁気共鳴画像)検査が役に立ちますがときに両方の副腎の各部から血液を採取して
ホルモンの産生箇所を探す検査が必要になる場合もあります。
アルドステロン値
随時 35.7~240 臥位29.9~159 立位38.9~307(pg/mL)
レニン活性値
臥位0.3~2.9 立位0.3~5.4(ng/mL/hr)
この値からすると、あまり心配は無さそうな印象です。
引き続き、専門科(内分泌や代謝)の受診をお勧めします。
- 相談者38歳/女性
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わかりやすい回答をありがとうございました。安心しました。
引き続き経過を観察していきたいと思います。