- 相談者33歳/女性
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卵巣がんになりやすいリスクとして、「出産経験がないこと」と聞いたことがあるのですが、どうして、出産すると卵巣がんのリスクが減るのでしょうか?基本的な質問でしたら申し訳ございません。
- 医師からの回答
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こんばんは。
ご相談拝見いたしました。
ご回答いたしますので、少々お待ちください。
- 医師からの回答
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こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
卵巣がんの発症と排卵の関連性が言われています。
排卵は毎月卵巣の膜を破って卵子が放出されることになり、排卵の度に損傷と修復を繰り返しています。
この排卵によるダメージの繰り返しにより卵巣がんが引き起こされる可能性が言われています。
妊娠をしますと妊娠期間とその後の授乳期間は排卵が止まりますので、生涯の排卵回数は減りますので、それ分ダメージが少なくなり、卵巣がんの発症の可能性が低くなると言えます。
そのため、出産経験がないことが卵巣がんのリスク因子となります。
- 相談者33歳/女性
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ありがとうございます。
とても参考になりました!
この出産経験には高齢出産でも若年出産でも変わらずに、リスク軽減できるのでしょうか?
- 医師からの回答
- 高齢で妊娠・出産した場合は、その段階ですでに排卵の回数が多くなっています。そのため、妊娠・出産をしていてもリスクが高いと考えられています。
- 相談者33歳/女性
- そうなのですね、ありがとうございました!