- 相談者38歳/女性
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Felvのインターフェロン治療について質問です。
多分、我が家に来る前(生後2ヶ月)に感染しているので、もう持続感染です。
持続感染となった場合はインターフェロンでの陰転の可能性が低いのは承知しています。
ですが、まだ発症はしていないようなので、免疫を上げて発症を遅らせる事を目的に、インターフェロン治療を開始しました。
口内炎もあるので、免疫を上げたら、そちらについても効果はあるのかな、と考えています。
投薬の回数などについてですが、自分でネットで調べても、色々なやり方が書いてあるのでよく分かりません。
こちらのタイ人の獣医によると、最初の5日間連続投与。
それが終わったら必要ないと言います。
ですが、全部で3クールと書かれているサイトもありますし、
免疫を上げる目的なら、継続して行うのも意味があると思うのですが、どうなのでしょう?
あと、静脈注射がメーカーからは推奨されている、というのも読みました。
が、他の方の体験談や、今回のタイ人の獣医さんも、皮下注射をしています。
皮下注射だと効果が薄いのでしょうか?
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獣医師からの回答
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こんにちは。
今ご相談いただいている猫さんは、3才なのですね。
ということは、(恐らく)母子感染した猫さんで、3才現在発症もなく元気だけど口内炎を患っている…という状態と認識してお答えいたします。
以前はFeLVは感染後2年後には発症、などと言われていましたが、近年は飼育環境も良くなってきたのか(主観的には)ご相談者様のペットのようにお元気な猫さんもお見受けするようになったような気がいたします。
『発症遅延』の目的となると、3クール実施が明らかに有益かどうかは分かりかねます。
ただし、ご相談者様がおっしゃられていたように『口内炎の治療』となりますと話は別で、3クールを要する例も多くあるかと思います。
もし、インターフェロン投与が口内炎によい経過をもたらすようであれば、続けてみる…という考え方もひとつの方法かもしれません。
なお投与経路ですが、皮下でよろしいかと思います。
静脈内投与は、急性発症時でしたら行われたりしています。
お大事になさってください。
- 相談者38歳/女性
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では口内炎は関係なく、白血病の発症を遅らせる目的に限っての場合、
継続して月に一度この先ずっとインターフェロンを打ち、
免疫をあげて発症を遅らせる、という治療法はありませんか?
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獣医師からの回答
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遅くなりました。
個人的には、ご相談者様がおっしゃられていた処置をされてもされなくても大きい差はないかと思います。
食生活、飼育環境、体重維持、定期的健康診断を含め、体にストレスがかからないで済む生活ができる…というのもとっても大事かと思います。
本当は1日でもわが子に長生きしてほしい…の一心でご相談してくださっているのは十分承知しているつもりです。
お役にたてないコメントであるのではないかと思います。
- 相談者38歳/女性
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いえ、どうもありがとうございました。
口内炎の様子を見ながら、そして無駄に注射でストレスを与えないため、
継続はやめようと思います。
ネットで、インターフェロンについて、様々な異なる情報があるために混乱していましたが、すっきりしました。
ありがとうございます。