- 相談者56歳/男性
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56歳 男性です。
去る7月に行った血液検査にて、
LDLが130に、
中性脂肪が156となっておりました。
ところが今年1月に行った検査では
LDLは145、
中性脂肪は72でした。
つまり、高値だったLDLが正常値に、正常だった中性脂肪が高値となりました。
今まで私は中性脂肪は正常値を示してきて、高値となったのは今回が初めてです。
①LDLと中性脂肪との間で何か因果関係があるのでしょうか。
②今年1月と去る7月とのあいだで何か特別な事象があると考えられるとすれは、
甲状腺ホルモン値が低値から正常値になった位で、特に食生活を変えたとか、運動をするようになったとかの変化はございません。
- 医師からの回答
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ご質問ありがとうございます。
中性脂肪は食事と検査のタイミング(食事から何時間後に採血を行ったのか)や検査日もしくは前日の食事・飲酒内容により大きく変動することがあります。
また、甲状腺機能低下症ですと代謝が低下して中性脂肪が高値になってしまうため、甲状腺ホルモンが正常化したために中性脂肪が低下した可能性は考えられます。
次にLDLですが、質問者様はLDL130は正常値とのお考えですが、医師側から致しますと、これを持って、良かった、正常化したとは手放しに喜べない変化だと考えます。1月と7月の検査いずれの値にしても生活改善が必要な数値であると考えられます。
- 医師からの回答
- 補足です。①の質問のLDLと中性脂肪の因果関係ですが、どちらも生活習慣が大きく影響する数値であり、そのためその方の生活習慣の変化に合わせて連動して変化をすることが多いです。中性脂肪が高い方はLDLも高い事が多いです。
- 相談者56歳/男性
- 有難うございました。