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結構前からなんですが、両足の裏にタコか魚の目が出来てます。気づいた時にはニッパー...

医師への相談

相談者
結構前からなんですが、両足の裏にタコか魚の目が出来てます。気づいた時にはニッパーで切ってるのですが、毎回切りすぎて痛い想いをしてます。タコか魚の目ができる原因はなんでしょうか?できたときはどういうふうに対処したらいいのでしょうか?
医師からの回答
魚の目とは名前の通りに魚の眼球に似ていて、足の裏や指にできるのが特徴です。
皮膚の角質の一部が厚くなり、皮膚の深いところにまで進入して、硬い芯を作ります。
これが魚の目の原因になります。

男女問わず魚の目はできますが、ハイヒールやサンダルで
アスファルトの上を歩いたりする女性のほうが、足に余計な負担をかけてしまい、
魚の目ができる確率が高いです。

また、魚の目の芯は皮膚よりも深い部分にできるので、
芯の部分をしっかりと除去しないと完治しません。
はさみや爪切りなどを使って、魚の目をえぐって取ろうとしてもは芯は取りきれません。
中途半端な治療法では表面を削るだけなので、結局は何度も魚の目が再発してしまいます。皮膚を傷つけてしまい、ばい菌で化膿することもありますので、
刺激を与えるのは控えましょう。

皮膚科に行けば、市販のテーピングよりも治るスピードが速いです。

皮膚科では魚の目の根の深さや大きさを調べ、
魚の目の状態から下記のようないくつかの治療法が行われます。

スピール膏というシールを貼り、角質層がふやけて白く柔らかい状態にしてから、
削り取る方法が一般的です。
サリチル酸メチルなどを含む薬を患部に塗って、ゆっくり時間をかけて治す方法もあり、
こちらは軽度の魚の目の治療法に特に有効です。
フットケアという魚の目の芯だけを除去する機械が置いてある皮膚科もあります。
根が深い場合はレーザーで除去したり、手術をします。
電波を発生させるサージトロンという機械を使って、
温かいナイフでバターを溶かすように魚の目の部分を除去する治療法もあります。

皮膚科では魚の目の芯までしっかり除去することができますので、
ほとんど再発することがありません。

では、お大事にして下さい。
相談者
やはり、皮膚科を受診して治療したほうがいいのでしょうか?
医師からの回答
魚の目は放置すると角質が硬くなり、魚の目の根元が神経に障るようになって、
痛みを感じます。
魚の目が悪化した場合は、早めに専門医の適切な指示を受けるようにしましょう。
その方が、治りが早いと思います。
相談者
何年も再発はするのですが、悪化した感じはしません。この場合も受診したほうがいいのでしょうか?
医師からの回答
根治出来ていないから再発するのです。

専門家にキッチリと治してもらって下さい。
相談者
ありがとうございます。受診を検討してみます。