- 相談者30歳/男性
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アルコール性肝障害についての質問です。かなりお酒が強いことから、飲み会でも日本酒5合以上は飲んでしまいます。
アルコール性肝障害ではまずアルコール性脂肪肝が発症するとのことですが、無症状の人が多いとのこと。
無症状のまま放っておいたら、どうなるんでしょう?よくアルコールを摂取するのでアルコール性脂肪肝かもしれません。
- 医師からの回答
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こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
ご返信いたしますので少々お待ちください。
- 医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。
アルコール摂取による肝障害は、個人差はあるにせよ確実に肝臓の機能を損ないます。
アルコール摂取量1日20g以上(日本酒1合相当)であればアルコールによる肝障害の可能性が出てきます。
正常の肝臓からアルコール性脂肪肝を経て、肝硬変へと進行していきます。
肝硬変になってしまうと元の肝臓に戻ることは、現在の医学では難しいです。
症状は肝硬変になるまで、出てきません。
現在20代だからと言って、毎日日本酒5合を飲んでいれば、早い人で30代で肝硬変になります。
血液検査、超音波検査などである程度の進行具合は確認できます。心配であれば肝臓専門医を受診されるか、アルコール摂取量を減らすことをおすすめします。