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生理の一週間、お腹が下ってしまいます。お尻からおしっこが出てくる錯覚の水便です。...
医師への相談
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相談者:23歳/女性
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相談日:2018年02月23日
- 相談者23歳/女性
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生理の一週間、お腹が下ってしまいます。お尻からおしっこが出てくる錯覚の水便です。30分近くトイレに籠っています。間に合わず、パンツを履き替え、臭わないように何重にも袋で包み、鞄に入れる日も何日もあります。腹痛が酷く、いつも真っ青になっています。大学は全て和式なので、腹痛が酷いときに屈むのはキツいものがあり、便器や床を汚すこともあります。中学生の時に、風邪でお腹を壊し、トイレで漏らした際に、性格の合わないグループからのいじめが原因で高校生から1週間に3〜4回の便秘ぎみになりました。大学も普段は1週間に3〜4回の便秘ぎみです。生理で下しだしたのは大学1年の後半くらいからです。大学では私も入れて4人グループでいつも一緒に行動しています。大学2年のある日、授業中の腹痛で冷や汗が酷く、トイレに駆け込んだところを友達に見られてしまいました。友達に事情を話すと、1人は、「私もお腹下してしまう。辛いよね!」と理解を示してくれ、授業中に抜けても該当箇所を見せてくれる等、協力をしてくれています。もう1人は、カイロをくれたり、腹巻きや半身浴などお腹に優しいことを教えてくれました。もう1人は、下痢によるお尻の爛れや痔を心配してくれ、女性専用の肛門外来を紹介してくれました。
友達の助けで大学生活は上手くいっていますが、社会人で働くとき等、これから先がとても心配です。
腸の病気もなく、IBSの診断もなく、総合病院の消化器科は、生理でホルモンのバランスが崩れてるだけと特に処置はしてくれませんでした。
①病気や原因があるのでしょうか?
②生理でお腹が緩くなっているだけでしょうか?
③下痢と上手いつきあい方はないでしょうか?
この3点をお願いいたします。
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医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。
①②
生理周期により、排卵前から排卵後にかけて体内で黄体ホルモンが分泌されます。このホルモンには、子宮の収縮をおさえる作用があり、同時に、腸の収縮運動もおさえます。そのため、排卵して黄体ホルモンが分泌されると腸の動きが悪くなり、この時期は便秘になりやすくなります。
生理が始まると黄体ホルモンが減少するため便秘症状は解消されますが、その反面、子宮を収縮させるプロスタグランジンの分泌により腸が異常収縮し、下腹部痛をともなう下痢が起きやすくなります。
③
生理周期による下痢には、からだを冷やさないようにすることが大切です。衣服や防寒具などに気を配り、腹部を温かくしておきましょう。
- 相談者23歳/女性
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参考になりました。特別何かの病気とかではないので安心しました。これ以上酷くならないように腹部の温めを徹底して、下痢と上手く付き合っていきます。