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以前にも相談させていただきました。 耳下腺腫瘍(画像より多発、悪性の疑いでした...

医師への相談

相談者39歳/女性
以前にも相談させていただきました。
耳下腺腫瘍(画像より多発、悪性の疑いでした
)
手術をしたところ、耳下腺の顔面神経にできた腫瘍でした。
術中所見で
これは最低でも10年20年以上前からあるといってました。
術中迅速では、良性の神経すいしゅというのが病理からあがったようですが、
永久標本で悪性の可能性もありますか?
術中迅速というのは、あたるのでしょうか?
かなり、めずらしいようで、医師も
驚いてました。
岡田先生からの回答
おそらく神経鞘腫(しょうしゅ)のことではないかと思いますので、そのことについてお話させていただきます。

永久標本で悪性の可能性もありますか?
→医学ですので可能性という意味ではゼロではありません。しかし、おそらくほとんど悪性の可能性はないと思います。というのは非常に特徴的な病理像をもっていますので、良性か悪性かは判別が可能です。

術中迅速というのは、あたるのでしょうか?
→高い確率であたります。もちろん非常にまれな病理の場合にはさらに永久標本で詳細な診断が必要ですが、神経鞘腫自体はそこまで珍しいものではありません。他の臓器にもよく出てくる病理型です。

耳下腺の顔面神経に神経鞘腫が出来るのは確かに頻度が多いわけではありません。しかし、逆にびっくりする特殊なものでもなく、ほとんどの耳鼻科医に認知されています。安心されて主治医と相談されていっていいと思います。
相談者39歳/女性
返信ありがとうございます。
先生の回答で手術後に一番安心できました。

神経鞘腫です。

ちなみに、
神経鞘腫というのは、術前診断(CT画像,
細胞しん(クラス2))では判断できないものですか?

他の方のブログをみてると、
迅速はたけいせんしゅだったのに、永久では、せんようのうほうがんだった。迅速は良性だったのひ、粘表皮がんだった。
とかのパターンをよく見かけたので心配でした。
このあたりは、難しい病理なのでしょうか?

まんがいち悪性だった場合、予後はずいぶん悪そうですが、そうなのですか?

あと多発していたため、顔面神経を考えると、とりきれてないようですが、
とりきれなかった体に残ってる腫瘍も
今検査しているものと
同じ種類と考えていいのでしょうか?




岡田先生からの回答
神経鞘腫というのは、術前診断(CT画像,細胞しん(クラス2))では判断できないものですか?
→特徴的な画像所見を示していた場合、強く疑うことはできます。しかし、術前に確定した診断に至ることはまれです。

他の方のブログをみてると、 迅速はたけいせんしゅだったのに、永久では、せんようのうほうがんだった。迅速は良性だったのひ、粘表皮がんだった。とかのパターンをよく見かけたので心配でした。
このあたりは、難しい病理なのでしょうか?
→神経鞘腫以外の耳下腺腫瘍に関しては、迅速と永久病理が異なることが比較的あります。その理由は病理像の顔つきが非常に似ていることにあります。神経鞘腫はまったく病理像が独立していますので、ほぼ最終の結果であると考えて良いと思います。

まんがいち悪性だった場合、予後はずいぶん悪そうですが、そうなのですか?
→やはり残念ながら、実際にはどの悪性腫瘍も予後は良くありません。

あと多発していたため、顔面神経を考えると、とりきれてないようですが、とりきれなかった体に残ってる腫瘍も今検査しているものと
同じ種類と考えていいのでしょうか?
→実は顔面神経鞘腫の一番難しいところは取りきることにあります。というのは、取りきろうとすると顔面麻痺が起き、神経を傷つけないようにしようとすると再発しやすくなります。そのため、顔面神経鞘腫が強く疑われた時点で手術をせずにそのまま様子をみることがあります。その理由は悪性化することがほとんどないからです。

一般的に耳下腺手術は浅葉切除と言って、広く取り除きます。手術をしたので、その多発?多房?の部分も取ってきているのではないでしょうか。
見た目上、取りきれたかどうかは主治医に確認してみてくださいね。
相談者39歳/女性
丁寧な返信ありがとうございます。
先生に相談させて頂けること感謝です。

神経にそって、多発、大きいのから、小さいのがあり、
全部とりきると、神経がよろよろ?になってしまうから、術中では良性だし一度やめました
といってました。
神経に影響でない範囲でとりました。
みたいなかんじでした。
でも、かなりの顔面神経麻痺がでてしまってQOLの低下がすごいです。

永久標本が良性であれば、経過観察。
悪性ならば耳下腺や肉や神経を全部とり、神経移植?
といわれ、こわくなりました。

耳下腺の神経鞘腫が悪性だった場合というのは
悪性抹消神経鞘腫のことですよね?
良性の神経鞘腫と悪性の神経鞘腫だと
明らかに病理像がちがうのですか?
神経しょうしゅというのは術中
迅速でとった場所にたまたま悪性がなかった、ということもあるのですか?
他の臓器だと永久標本を5ミリ感覚とかでスライスして、やっと最後に悪性がみつかった
というパターンもあるようですが、
神経しょうしゅは、あまらそういうのはないのですか?
先生の経験的に術中良性の神経しょうしゅだろうといわれ、悪性だったというのは、どのくらいありましたか?


岡田先生からの回答
耳下腺の神経鞘腫が悪性だった場合というのは悪性抹消神経鞘腫のことですよね? 良性の神経鞘腫と悪性の神経鞘腫だと明らかに病理像がちがうのですか?
→明らかに違います。

神経しょうしゅというのは術中 迅速でとった場所にたまたま悪性がなかった、ということもあるのですか? 他の臓器だと永久標本を5ミリ感覚とかでスライスして、やっと最後に悪性がみつかった というパターンもあるようですが、 神経しょうしゅは、あまらそういうのはないのですか?
→実際には最終的に永久病理で小さい悪性が見つかることはありますが、逆にその場合には、小さい悪性病変も含めてすべて安全に取りきれたと考えることが出来ます。一番危惧するのは術中迅速の時点で悪性だと診断されることです。

先生の経験的に術中良性の神経しょうしゅだろうといわれ、悪性だったというのは、どのくらいありましたか?
→幸いにも今まで良性の神経鞘腫が悪性であったことはありません。
相談者39歳/女性
ありがとうございました!