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生後3ヶ月(早産のため修正週数1ヶ月半)の赤ちゃんです。 先日、第1回目の予防...

医師への相談

相談者33歳/女性
生後3ヶ月(早産のため修正週数1ヶ月半)の赤ちゃんです。
先日、第1回目の予防接種(ヒブ、肺炎球菌、b型肝炎、ロタウィルス)を受けました。
受けた翌日に、39.7度の高熱が出て、2日間入院しました。
高熱以外、哺乳や呼吸状態は良く、血液検査、尿検査、レントゲンの検査結果から、予防接種の副反応という診察結果が出ました。

次回(次回は、ヒブ、肺炎球菌、b型肝炎、ロタウィルス、4種混合)から、予防接種を同時接種しようか、分けようか迷っています。

入院先の担当医、NICU時代からお世話になっている主治医、予防接種でお世話になっているかかりつけ医に相談すると、それぞれ「次回も同時接種したほうがいい」という意見と「次回から分けて接種したほうがいい」という意見で分かれており、先生によって考え方が様々で迷っています。

ご意見お聞かせください。
中村 すず先生からの回答
ご相談ありがとうございます。回答させていただきます。

相談内容を拝見いたしました。医師によって意見が異なりますと、迷ってしまいますよね。
確かに、こちらに関しては医師のなかでも意見が分かれるところだと思います。

もうご存知かもしれませんが、同時に打つことのメリットとしては、感染症の予防を早期に出来ること、同時接種することで母親の来院の負担が減ることが挙げられます。一方でやはり一度副反応が出たお子さんは次回も出る可能性もあり、同時に複数の予防接種をすればするほどそのリスクや症状の重篤度も高くなります。また同時に打つことで、どの予防接種が原因かがはっきりしないというデメリットもあります。

個人的には予防接種自体に体に悪いものもたくさん含まれていますし、発熱などの短期的な副反応はもちろんのこと、長期的にみてそれがどのように体に影響するかははっきりとはしていません。予防接種をした群であらゆる疾患のリスクが上がるというデータもあります。
もちろん、予防接種で疾患を防ぐメリットも充分ありますので、予防接種はメリットとデメリットを考慮して慎重にした方が良いと考えています。

どのように接種すれば良いかはそれぞれ置かれた環境や体の状態によりますので、一概に正解はないかと思います。
お子さんは保育園には通わてる予定はありますでしょうか。兄弟はいらっしゃいますでしょうか。また、早産とのことですが、具体的に何週で生まれて、現在の体の状態はいかがでしょうか。こちらにもよるかと思います。

まずロタウイルスはよく遭遇する胃腸炎の原因ですが、すぐに点滴など医療が受けられる日本で重篤な状態になる可能性は非常に低いです。そのため、個人的には元気なお子さんには必ずしも必要はないと思っています。

B型肝炎については、母親がキャリアでなければ小さいうちは必ずしも必要とは思いません。というのも、感染するには血液から血液を介さなければならないため、濃厚に接触する母親以外からの感染の可能性は考えにくいと思っているからです。もちろん、可能性という面では0%でないため、少しの可能性でも不安であれば、接種を検討しても良いかと思います。

ヒブ・肺炎球菌に関しては常在菌になります。あるデータでは学童時の3割が保菌しているという菌になり、これらが悪さをするか否かは、子どもの免疫状態によります。ただ脳炎などはまれに後遺症を残しますので、心配であれば接種を検討されても良いと思います。

四種混合のなかの百日咳は、生後6か月までのお子さんは重篤化しやすく、またよく遭遇する疾患です。保育園に通われたり、兄弟がいる場合には、うつる可能性も高いかと思います。感染すると呼吸状態が悪くなることもあり辛い症状にはなりますが、こちらも医療が発達していますので、乳幼児の死亡まで至る例はまれではあります。ジフテリアは日本ではほぼみない疾患なので、感染する可能性はほぼないかと思います。ポリオももう日本ではみない疾患ですので、感染する可能性はないと思います。また破傷風は嫌気性菌になりますので、家の中にいるお子さんがなる可能性はありません。

早産のお子さんですと、そうでないお子さんに比べて、百日咳なども重症化しやすいかとは思います。
早めに接種するもの、急がずに後から接種するものなども検討されても良いかと思いますよ。

予防接種をどのようにするか否かは親御さんのお考えによりますので、最終的には親御さんに判断していただく形になります。
メリットやデメリットを考えて、接種を検討されてくださいね。