- 相談者64歳/男性
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何度もご相談させていただいております。高校一年生の女子です。中高一貫の受験校です。
勉強、恋愛、クラブ、携帯電話の問題です。
高校に入学してから
学校では大学や将来も目標を聞いてきますが本人はなかなか決めかねています。
男の子とスマホでラインで四六時中連絡を取り合っています、試験中もです。
成績ですが最下位はもとより点数が勉強しなくてもとれる点まで下がっています、一学期よりさらに下がって危険な状態です。学校をやめるようになっては困ります。本人もやめたいとは思っていないと思います。
学生の本分は勉学にあります。生徒手帳にも書いてあります。
スマホで暇なく連絡を取り合っています、夜中もです、しかも勉強せずにです、成績も下がるところまで下がってしまっています、受験校にいる意味がありません。
またクラブの先生もクラブをやめても変わらないと言っています、本人も賛成しているようです、
それは違いと思います。
指導者なら、クラブは学習と両立が原則なので、成績が下がらないように頑張るように指導してほしいです、
最後はクラブより勉強なので、クラブを見合わせるようになるかもしれない、
と言う位言ってほしいです、
クラブをやめると機嫌が悪くなるそうですが、本人のことを一番に考えてほしいです。
やる気が出ていないのです。
どうしたらよいでしょうか
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公認心理師、睡眠指導者:今井 さいこ先生からの回答
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心理カウンセラーの今井さいこです。
ご相談内容を拝読いたしました。
以前もご相談をいただいた次女さまのことでのご相談ですね。
お父様は今の次女さまについて、勉強、恋愛、クラブ、携帯電話などさまざまな面から課題があるとお考えなのですね。
「学生の本分は勉学」とお考えとのことで、
今の次女さまの成績を考えるとやる気を出してほしいと思うお気持ちが強くなりますよね。
「やる気が出ていない」とのことですが、今の状態で勉強に意識を向けさせようと働き替えても、心理的リアクタンスという反発心を生む可能性が高いと思います。
次女さまご自身も、どのようにこの状況から抜け出したらよいか分からなくなっているのではないでしょうか。
まずは、次女さまがご自身の現在の状況を俯瞰してみること、
ご自身の気持ちの整理をすること、
今の状況をどのように感じているのか自覚をすること、
どのような将来像を描くのかご自身としっかり向き合うこと、
などが必要であると感じます。
そのための時間と場所を作ること、そのサポートを誰がすることが次女さまにとって一番良いのかについて、
お父様はどのようにお考えになりますか。
これまでのご相談内容や次女さまが思春期であるということを考えると、
ご両親からの直接の働きかけではなく、
スクールカウンセラーや心理カウンセラーなどの第三者に本音を引き出してもらうサポートをお願いしてもよいのではないかと感じます。
一度検討されてみてください。
引き続きのご質問がありましたら、遠慮なくご返信頂ければと思います。
次女さまが、今とても恵まれた環境にいること、今頑張ることが将来につながることなど、
お父様が気づいてほしいことに気づけるとよいですね。
陰ながら引き続き応援しております。
- 相談者64歳/男性
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試験の結果が返ってきました。数学17点英語30点生物28点等でした。面談があり担任の先生からは30点以下は評価1で一学期二学期三学期平均で30点以下の科目があると留年問ました。高校で試験で留年は聞いたことがありません。本当にやる気がなく、毎日暇なくラインで男の子とやりとりしています。勉強もせず。このままの状態では留年間違いありません。本人は学校は楽しく、クラブも楽しく過ごしているようです。せっかくの友達とも留年したらあえなくなるしその時は本人は学校を去るようになると思います。それは本人の意思ではないはずです。本人は留年なんか学校側が留年させるわけないと思っているみたいです。非常に危険な考えです。周りの影響でしょうか。考え方が未熟、浅はかです。予測できないのは悲劇を生むのでそれだけは避けたいです。
本人に留年の可能性があることを真剣に伝えようと思っています。それでも効果がなかったらどうしたらよいか、見守るだけでは親としての責任が取れません。ただ今までの習慣を治すのは、並大抵のことではありません。あらゆる手段を使って考え対策を練りたいと思います。何かいいアドバイスありますか。
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公認心理師、睡眠指導者:今井 さいこ先生からの回答
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ご返信読ませていただきました。
試験の点数が思わしくなく、留年についても考える必要がある状況なのですね。
ご相談内容を読むとまだご本人とはお話をされていないように感じましたので、
まずはご本人がどのように考えているのかをきちんと確認してみてはいかがでしょうか。
その上で、お父様のご意見やお考えを真剣に伝えてみることで、
次女さまを理解しようとする気持ちや心配する気持ちを伝えることができます。
また前回のアドバイスでもお伝えしていますが、
第三者の介入を視野に入れてご本人が自らやる気を出す方法を考えてみることをお勧めいたします。
ご参考にしていただければ幸いです。
ご不明な点やご質問がありましたらまたご返信ください。