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ケアンテリア12歳の犬ですが右目が初期の白内障になっていると今日病院に行って判明...

獣医師への相談

相談者20歳/女性
ケアンテリア12歳の犬ですが右目が初期の白内障になっていると今日病院に行って判明したのですが、人間の処置と同様にレーザー治療などはあるのでしょうか?
獣医師からの回答
こんにちは。
初期の白内障とのことで、ご心配だと思います。
白内障にはステージがいくつか分かれています。
初期、未熟、成熟、過熟と進行していきます。

初期の白内障であれば、まだ症状は出ておらず、また肉眼的には確認が難しいほどのレベルだと思います。
基本的にはワンちゃんの白内障の治療は濁った水晶体の中身を吸引して、レンズを入れる手術となります。

手術の前に網膜の機能が正常か調べる検査などをして、異常がなければ手術の適応となります。

初期の白内障では視覚には影響がないため、基本的には手術は行いません。
経過を定期的に観察し、進行によっては手術は選択肢のひとつになります。

否定的な先生もおられますが、初期の白内障には 点眼薬で進行を遅らせるものもあります。
検討してみてはいかがでしょうか?

また中には核硬化症という、白内障と似た加齢性の変化もあるため、鑑別には注意が必要です。
相談者20歳/女性
速い返信ありがとうございます。
読ませて頂きました。
うちの子の状態は未熟に当たると思うのですが、視力は大丈夫なのですか?
日常生活に支障をきたすレベルなのでしょうか?
また、進行を遅らせるために飼い主ができることはありますか?

よろしくお願いいたします。
獣医師からの回答
一般的には未熟白内障では視覚が消失していることはまれです。
白内障が水晶体(レンズ)のどの部位に出来ているのかにもよるのですが、瞳孔の中央部分に出来てしまっている場合には、視覚障害が出る場合もあります。

白内障は、水晶体の中身が白濁し光が眼の奥の網膜まで届きにくくなるために眼が見えなくなっていきます。
眼の白濁が強くなるにつれ光を感じにくくなるため、初期には夕方や夜など暗くなると症状がでてきます。

夕方の散歩を嫌がるようになったり、暗い場所で突然動かなくなった場合は眼が見えにくくなっている可能性が考えられます。

ワンちゃんは眼が見えなくても日常生活に支障が出ることはあまりありません。
中には椅子の上にジャンプして上るワンちゃんもいます。

ただし、おうちの中の家具の場所を変えたり、初めて行く場所などではぶつかったりしてしまうので注意が必要です。

以上の症状などが出るようであれば、もう一度病院の方で相談されてはいかがでしょうか?
近年は眼科の専門病院も増え白内障の手術の成功率も以前と比べて高くなっています。

進行を遅らせる有用な方法は今のところ確立されていませんが、サプリメントや点眼薬などで白内障の進行を遅らせるというものもあります。

参考になればと思います。
相談者20歳/女性
的確なアドバイス最高です^ ^
本当にありがとうございました。