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職場が新宿御苑に近く、営業先が代々木に多数ありますが、 デング熱への感染がとて...

医師への相談

相談者53歳/男性
職場が新宿御苑に近く、営業先が代々木に多数ありますが、
デング熱への感染がとても不安です。
蚊に刺されることはよくあることですが、痒くなってはじめて気づくことが多いです。
かといって、虫除けスプレーをかけるのも神経質な対応な気がしています。

マスコミの報道は少々加熱しているような気もします。

どのような対応をとるのがいいのか教えて下さい。
よろしくお願いします!
医師からの回答
質問拝見いたしました。
デング熱、話題になっていますね。
予防には蚊にさされないようにすることです。虫除けスプレーは良い手段なのではないでしょうか。
デング熱は東南アジアなどの亜熱帯地域で流行している感染症です。重症化することは稀で、ほとんどの場合は少し重い風邪のような感じで自然に回復することが多いです。

蚊に刺された後に発熱した場合は、体調次第で医療機関の受診が必要でしょう。普通の風邪程度の体調であれば3、4日様子を見て下さい。
デング熱(軽症でないもの)の場合は4、5日経過しても症状改善しないので、その時点で医療機関を受診して下さい。

相談者53歳/男性
致死率が30%と報道されましたが、それほど心配はいらないということでしょうか?
医師からの回答
そうですね。致死率30%は言い過ぎでしょう。
全世界では年間約1億人がデング熱を発症し、約25万人がデング出血熱を発症すると推定されています。多くの場合症状は1週間程度で消失し、通常、後遺症なく回復するとされています。一部の感染者は、出血傾向を主症状とするデング出血熱となります。
致死率に関しては国によって異なりますが数〜1%以下と言われています。

相談者53歳/男性
ありがとうございます!
報道に煽られなくて良かったです!