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こんにちは。いつも、お世話になっております。 透析前の採血でですが、PTH-イ...

医師への相談

相談者45才/女性
こんにちは。いつも、お世話になっております。
透析前の採血でですが、PTH-インタクト79、
血清β2-マイクログロビン28.7でしたが、数値が高いので、心配です。高くなりますと、何か有りますか?
医師からの回答
ご相談いただきましてありがとうございます。

透析治療中、血液検査の結果につきまして、ご心配なさっていることとお察し致します。

インタクトPTH(intact PTH)につきましては、やや複雑ですが、下記のような働きが考えられます。
慢性腎不全がすすみ、リン(P)の排泄が低下すると、ビタミンDの活性化が妨げられ、それによって血中のカルシウム(Ca)濃度が低下してしまいます。
そのため、血中のCa濃度を高めるために、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が刺激されます。
PTHの分泌が過剰になってしまう場合、骨の吸収がすすみ、骨の痛み、関節痛が出てくることがあります。
また、骨から溶け出したCaとPが全身の血管にたまって石灰化することで、動脈硬化に関連したご病気が発症する懸念もあります。
透析中の患者様のintact PTHの管理目標値は60~240pg/mLとすることが一般的のように思われます。
しかしながら、もちろん個別の判断が必要となりますため、ご相談者様の場合どのような数値が望ましいかは、分かりかねます。

血清β2ミクログロブリン(β2-MG)とは、小さな蛋白質ですが、透析で除去されるべきものの中では最も大きいものの一つとなります。
これは、尿の中に排泄されない場合(充分に透析が行われない場合)、骨・関節に沈着し、アミロイドという物質になり、骨・関節の痛み、変形などの症状につながることがあります(透析アミロイドーシスと呼びます)。
そのため、これを低い値に保つことが望ましいですが、その数値の判断は透析の前なのか、後なのかによっても異なります。
最大透析間隔の透析前血清β2MG濃度は、30mg/dL未満 (可能なら25mg/dL未満)を達成できるよう透析条件を設定することが望ましいとされることもありますが、こちらもintact PTHと同様に、患者様によってコントロール目標値は状態を総合的に判断したうえで考えていく必要があります。

これらの数値のコントロール、また数値が上昇することによるご病気の発症予防のためには、適宜血液検査を行い、その状況にあわせて透析を調整したり、内服薬、食事指導などを行うことが一般的かと存じます。

現在抱えていらっしゃるご不安、また今後の治療方針につきましては、主治医の先生によくご相談されることをご検討下さい。

どうぞお大事になさってください。
相談者45才/女性
ご返信ありがとうございます。
お食事の方ですと、何を気をつけるとよいでしょうか。
医師からの回答
透析中でしたら塩分制限と生野菜や生の果物の制限が望ましいでしょう。
相談者45才/女性
お世話になります。
野菜ですと、茹でたものでしたら、大丈夫でしょうか。
果物は、ブルーベリー、リンゴの生のもので50gよく食べることが有ります。
医師からの回答
野菜も果物も火を通せば大丈夫ですよ。
相談者45才/女性
参考になりました。
ありがとうございます。