- 相談者女性
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73歳の母が2年前パーキンソン病と診断されてメネシット100という薬を毎日3錠ずつ飲んでいます。
母はまだ働いているため日曜日に診療している病院にかかっていますが、そこは専門の病院ではありません。
今年いっぱいで退職するので専門の病院に行き、母に合った薬を処方していただきたいと思っています。
前々から仕事をしていると背中が痛くてきついと言っていました。3錠目の薬がきれる20時頃になると足になんともいえない気持ち悪さがあり、昨日は足に力が入らないと言って何かに捕まるような感じで歩いていました。
その後はいつものようにトボトボとした歩みでした。
ここまで足に力が入らなくなるのははじめてだと母が言っていました。
寝たきりになるのはまだまだ先のことだと思っていましたが、そのような症状が出てとても心配になりました。
パーキンソンでなかったらどんなによかっただろうかと本人も弱音をはくようになりました。
今後、母のパーキンソン病に対してどのように対応していくとよいでしょうか。。
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医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。
現行の内服薬の調整は必須ですが、症状の変化がある以上はパーキンソン病以外の病気を否定しておくことも重要かと思います。
足に力が入りにくいなどの症状の場合、軽度の脳梗塞や自己免疫疾患、パーキンソン病以外の神経疾患も考えられるため、頭のMRIや血液検査を今のうちに行っておくと良いかと存じます。
ご参考になりましたら幸いです
- 相談者女性
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回答ありがとうございます。
大変参考になります。
すみませんが追加質問失礼いたします。
薬がきれる時間にそのような症状が今回はじめてあらわれたのですが、パーキンソンの薬が影響している可能性もありますでしょうか。
しばらく通常の時間帯にも同様の症状があらわれるか、様子をみてみてもいいものでしょうか。
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医師からの回答
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パーキンソン病の病状が進んでくると、『症状の日内変動』と言われる運動合併症が問題になってきます。
『症状の日内変動』とは、薬の聞く時間が短縮し次の服用までに効果が消えてしまうというものです。
お話からすると、これに当てはまるのではないかと思いました。
一度主治医の先生にこのことをお話された方がいいと思います。
お薬を調整したり、お薬の効果を伸ばす工夫などで対処できますので、ぜひとも主治医の先生にご相談ください。
20時だけでなく、他の時間帯でも同じようなことが起こるのか観察されていくことは大切だと思います。
毎日なのか、どの時間帯に起こるのか、記録を付けられるといいと思います。
そしてその記録を持って主治医の先生の診察を受けられると良いと思います。
お大事になさってください。
- 相談者女性
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長文での回答ありがとうございます。
様子をみてかかりつけのお医者様にお話しするようにしたいと思います。
大変たすかりました。
本当にありがとうございました。