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いつもありがとうございます。 子宮頸がんワクチンが推奨されるようになりました。...

医師への相談

相談者42才/女性
いつもありがとうございます。
子宮頸がんワクチンが推奨されるようになりました。
先生方も打った方が良いと思われますか?
歩けなくなった子達が、たくさんメディアに出ていました。
因果関係はないとのことですが。。。
しかし、みんな歩けるようになったと、何かで見ました。こちらは本当でしょうか?
医師からの回答
ご相談ありがとうございます。ご不安なお気持ちお察しします。
子宮頸がんワクチンは確かに推奨されていない時期が日本では長くあり、そのために近年では若年の子宮頸がんが増えてしまっているという現状があります。

新型コロナのワクチンもそうですが、感染症を防ぐためのワクチンというものは基本的に健康な方を対象に行うために、それによって何らかの健康状態の変化があった場合に問題となってしまいます。

子宮頸がんは若年の女性の死因の中でも大きな原因の一つであり、予防できるという明確なデータが出ていることから推奨されております。これは海外などでは長く推奨されていて、子宮頸がんが減っているということからも言えることではあるかと思います。
ただし、因果関係が証明されていないものであっても筋肉の痛みなどの症状を長く訴えておられる方もおり、こうした症状が絶対に起きないというふうに断言できるものではありません。

一般的には、こうした頻度の低い副反応に比べ、接種をして予防できるメリットが上回っていると考えられることから接種が推奨されますが、本相談をはじめ他人に勧められたから接種するということではなく、メリットとデメリットをご本人やご家族がよく納得された上で接種をすべきか判断していただくことが大切であると思います。
相談者42才/女性
よく分かりました。
詳しくありがとうございます。

歩けなくなった子が、歩けるようになったというのは本当でしょうか?
筋肉の痛みなど、大体のものは回復するように思うのですが、いかがでしょうか?

あと、他のワクチンも、コロナやインフルエンザなど。
基本的には2、3日何もなければ問題ないと医師に言われたのですが、そう思っていて良いのでしょうか?
医師からの回答
子宮頸がんのワクチンの副反応として、筋肉の痛みや頭痛、倦怠感、感覚の鈍麻など追跡調査の中で長引いているものが報告されていますが、この割合は全接種者のなかで何%とでないほど少数のようです。
具体的に個々人の症例の報告というものは、因果関係も含め慎重に判断が必要かと思います。
副反応と一括りに行っても、ワクチンを受けた後に何らかの症状が出たもの全てが含まれています。

ワクチンの急性の反応としては多くは数日以内、長く見積もっても2週間程度以内に起きるものというのが一般的な解釈で、ワクチンの添付文書などでもそのように記載があることが多いかと思います。
相談者42才/女性
詳しくありがとうございました。
よく、10万人に1人の頻度。。。とか言われてますが、実際それは確率が出せないってことですよね。
よく、手術の同意書などでも10万人に1人、ワクチンの副反応も10万人に1人という表現をしますが
ゼロではなかったら、そういう風に言われるような気がします。
どうでしょうか?

なので実際ほぼ0なのかなといつも思っています。
医師からの回答
ワクチンや手術などでもそうですが、実際ゼロでなければ報告される頻度をそのままお伝えされているかと思います。
1万人、10万人、100万人、に1人など今までの報告に基づき説明することになっています。
相談者42才/女性
そうなのですね!
100万人に1人は聞いたことがなかったです。
やっぱり、感染した時の方が症状が重いので、ワクチンは摂取した方が良いのかなと思います。
あまり副反応の方ばかりに気を取られずに。。。
といったところでしょうか。
医師からの回答
そうですね、頻度の低いものばかりに囚われずメリットに関してもご理解いただいた上で、納得できるようであれば受けるのが良いと思います。
相談者42才/女性
ありがとうございます