感冒/かぜの症状

感冒/かぜの症状は、感染したウイルスの正体によって、多少の異なりがあります。
  
かぜの主な症状は、
・悪寒
・身体にだるさ、気怠さを感じる
・のど、及び鼻に乾燥などの違和感を抱く
・頭痛・発熱
・咳やくしゃみが出る
・鼻水・鼻づまりが現れる
などです。
  
多くの場合において、この症状の段階で治癒に向かうことが多いですが、重症化すると炎症が下気道に及ぶ場合があります。また、咳や痰の症状がより顕著になり、熱もより高熱になりやすいということが特徴です。幼少の子供が罹患した場合には、嘔吐などの症状を現すこともあります。

感冒/かぜの原因

感冒/かぜの主な原因は、ウイルス感染で、風邪のおおよそ9割がこれに該当するとみられています。かぜを引き起こすとされるウイルスには、実に多くのものが存在しています。
  
特に身近なものには、
・コロナウイルス
・エコーウイルス
・ライノウイルス
・コクサッキーウイルス
・アデノウイルス
・インフルエンザウイルス
・RSウイルス
などの存在が挙げられます。
  
インフルエンザウイルスやRSウイルスなどは、子供が感染した場合においては、ときに肺炎などを引き起こす可能性のあるものであるため、ウイルスの中でも特に注意する必要性があります。

感冒/かぜの治療法

感冒/かぜを予防するには、身体の免疫機能を高めることが特に大切です。
  
栄養バランスに優れた食事を摂り、適度な運動を行うなどが有効です。睡眠不足も免疫機能を低くさせる要因になりますので、良質な睡眠をしっかりと取るようにされると良いです。
  
また、空気が乾燥している季節などには、マスクをかけて出かけるなどして、ウイルスが体内に侵入することを防ぎます。このほかには、うがいや手洗いを行うことも効果的であるとされています。