就職してから片頭痛が悪化しました。

新卒で就職した23歳の頃、大学時代におさまっていた片頭痛が再度悪化した時期がありました。仕事中に頭痛が発生することが多くなり、頭痛薬が手放せなくなりました。また、出勤途中の電車で激痛が走るようなこともあり、このような時は満員電車のため頭痛薬を取り出すことも出来ずにひたすら痛みをこらえるだけの地獄のような時間でした。学生時代に片頭痛への対処法を身に着けてから片頭痛は克服したと思っていたので、また片頭痛に悩まされることになったのは非常にショックでした。しかも、昔経験していた片頭痛よりも痛みという点ではさらに悪化していました。また、学生のころは本当に片頭痛がひどいときは家でゴロゴロしていても問題ありませんでしたが、働き出したらそういうわけにもいきません。仕事しながら頭痛にも悩まされるというのは非常につらい状況でした。仕事が忙しいからストレスかなと思い、半ば我慢しかないかとあきらめている状態でした。

片頭痛が悪化した原因を探ってみました。

とはいっても、片頭痛の症状が改善しないのは非常につらいのでなぜ就職してから片頭痛の症状が再発したのかについてその原因を調べてみることにしました。思い当たる点はいくつもありました。まずはコンピュータ画面を見すぎていることが原因なのではないかということです。当時自分はシステムエンジニアとして働いており、毎日のようにパソコンの画面と向き合ってプログラミングを行っていました。ひどい時には1日16時間近くもそのような状態が続くこともあり、このずっとコンピュータ画面を見ているために発生する目の疲れが片頭痛の再発に結びついたのではないかと考えました。そのため、近くの薬局で「ルテイン」という目にいい成分が入っているサプリメントや「ブルーベリー」が入っているサプリメントを使ってみることにしました。このようなサプリメントを使うことで目の疲れを緩和できると考えたからです。また、目薬も併せて購入しました。しかし、このような目にいいサプリメントを使うことや目薬では頭痛はほとんど改善しませんでした。

片頭痛が悪化した原因に思い当たりました。

次に片頭痛の症状が再発し、悪化した原因として考えたのはそもそも睡眠不足が原因なのではないかということです。以前、頭痛の治療を受けていた際の医師に頭痛が改善されたことを伝えたところ、安眠できるようになったことにより、睡眠不足が原因で発生していた頭痛の症状が緩和された可能性があるというようなことを言われたことがあったので、これが一番の原因かと思いました。実際、休日には頭痛はほとんど発生しないのが特徴的でした。また、週のはじめの月曜日はそれほど片頭痛の症状を感じませんが、火曜日からひどくなってくるのも月曜遅くまで残業することによって睡眠が不足するからではないかと感じていました。「睡眠不足が原因だったらどうしようもないな」と思いながら、コーヒーを飲んでいると、昔の記憶を思い出しました。ずっと、忘れていた記憶なのですが、以前高校生の時に頭痛を治すのにはカフェインがいいというようなことを親が聞きつけてきてコーヒーを積極的に飲むように進められた時期がありました。