出産してから片頭痛に悩まされました。

23歳で長男を出産してから体質が変わったのか、天気が悪い日や気圧が変化する場所に行くと片頭痛を患うようになりました。頭痛に気付いた時に薬を飲んでも、効き目は少なく、夜寝るまで一日中重い痛みと付き合わなければならないのが悩みでした。ひどい時には目の奥も痛くなり、パソコンを使った仕事をするのが困難になることもありました。最初は、ただの頭痛だからと放っておきましたが、年齢を重ねるうちに症状がひどくなり、片頭痛発症から10年経った33歳の時、病院に行って診察をしてもらいました。診断は、片頭痛。担当の先生から、多くの女性が悩んでいることや、ストレスや寝不足、生活環境の乱れなどが起因することもあると教えていただきました。たしかに頭痛が出始めた頃の私は、慣れない子育てに追われ、授乳や育児、仕事など寝不足の状態が長く続いていましたし、出産前と比べものにならないほどのストレスを抱えていました。そして25歳で次男を出産しており、肉体的にも負担がかかっていたのかもしてません。薬に頼りすぎず片頭痛を少しでも軽くしたいと思い、周囲に頼れる時は進んで助けを求めるように心がけました。

友人に頭痛のアプリを勧められました。

生活環境を改善して少しは頭痛が軽くなったような気がしていましたが、やはりあの嫌な痛みはやって来るのです。私の片頭痛の厄介なところは、痛みが出てから薬を飲んでも効果が少ないということでした。特に雨の日になると調子が悪く、朝は良くても昼頃になると頭が痛み出すので、雨の日は薬を飲むようにしていました。しかし、雨が降っていなくても気圧の変化のせいなのか、突然片頭痛を発症することもあり、痛みが予測できれば良いのにと悩んでいました。そんな時、私と同じように片頭痛に悩んでいた友人が、頭痛のアプリを紹介してくれました。アプリはスマホがあれば利用できる簡単なもの。私は友人も使っていた無料版を試しにダウンロードして使ってみました。アプリの種類はほかにもたくさんあって、有料のものも魅力的でしたが、私は初めてでしたので無料版にしました。友人はこのアプリが手放せないと言っていて、何だか頭痛改善に向けた希望の光が見えてきたような気がしました。

自分の頭痛の傾向を記録できる!

頭痛アプリの機能にはメモ機能があり、頭痛が起きた日やどのくらい痛かったか、その時の天気や状況などを記録することができます。試しに2週間ほど頭痛やその日の天気、食べたもの、睡眠時間などを記録してみました。また、仕事や育児ストレスも関係あるかもしれないと思ったので、毎日の状況をできるだけ詳しくメモしておくようにしました。2週間くらいたつと、私なりの頭痛の傾向が分かるようになり、生活環境と頭痛との関係が少しずつ分かってきました。例えば仕事でストレスを抱えて帰宅し、夜の授乳が頻繁だった翌日に片頭痛が起きていたり、忙しくて水分をあまり摂れなかった日の午後に頭痛が起きることが多いと分かりました。片頭痛ははっきりとした原因がない症状のため、対策をとりにくいのが難点です。しかし、このアプリのメモ機能により自分の頭痛傾向が分かったことで、頭痛が起きやすい状況を予測できるようになりました。アプリのおかげで、片頭痛への恐怖が少しずつ軽くなっていきました。

頭痛を予測できるアプリがあった!

友人から勧められたアプリをしばらく使っていましたが、そのアプリではある程度の状況予測しかできないのでだんだん物足りなくなってきました。私の場合、生活環境をいくら改善しても、雨の日や台風の日などの片頭痛は避けられなかったので、いつもテレビの天気予報と睨めっこをしていました。気圧や天気の変化を教えてくれるアプリがあれば良いのに…と探してみると、何と頭痛を予測できるアプリを発見しました。さっそく友人にも教え、すぐにダウンロードして使い始めました。アプリは、気圧予報によって頭痛などの気象病を知らせてくれるというもの。その時間の気圧と気温、天気はもちろん、指定時間帯の気圧差なども知ることができます。数値は折れ線グラフになっているので、気圧の変化を一目で確認することができるので分かりやすさも抜群。一番使いやすいと思ったポイントは、頭痛が起きそうな時にプッシュ通知で知らせてくれることです。このプッシュ通知があるおかげで、うっかりチェックし忘れることもなく、痛みが出る前に薬を飲むことができています。

アプリのおかげで気持ちが楽に!

友人に教えてもらうまでは、頭痛のアプリがあることすら知らなかった私ですが、今では生活に欠かせないアイテムになっています。最初に頭痛に悩み始めてから10年間も我慢してきましたが、もっと早くアプリを使っていれば良かったと思っています。アプリがあるおかげで、頭痛が来るタイミングを予測できます。前もって薬を飲めるだけでなく、「今日は頭痛が起きそうな日だから、あまり予定は入れないようにしよう」とか、「頭を酷使する仕事は避けよう」など、一日の予定を組み立てる際にも役に立っています。そして、何よりも片頭痛に対する恐怖心が軽くなりました。今までは、いつ来るか分からない頭痛に怯えていましたし、いざ頭痛が来ると「今日も一日何もできないのか」と気分まで落ち込んでいました。ですが、アプリで頭痛がある程度予測できるので、気持ちが楽になってきたのです。片頭痛に悩んでいる方はたくさんいるとお聞きしましたので、もしまだアプリを使ったことのない方がいたら、ぜひ一度試してみて欲しいと思います。