定期的に起こる片頭痛

私は23歳ぐらいの時から片頭痛に悩まされていました。当時はデスクワークの仕事に転職したばかりの時期だったため、そのストレスや疲れが片頭痛の原因なのだろうと思い、最初はそれほど気にしてはいませんでした。しかし、仕事に慣れていき、疲れも転職したばかりの時期より感じなくなったにも関わらず、片頭痛だけは段々悪化していったのです。片頭痛が起きる頻度は、最初は二ヶ月に一度くらいでした。しかし、その間隔は徐々に短くなっていき、ひどい時期には週に一度は片頭痛が起きるという状態にまでなりました。こめかみの辺りがズキズキと痛みだす片頭痛が発症してしまうと、それだけで仕事にも集中することができなくなります。ひどい時には同時に吐き気も感じるようになり、会社を休むこともあったのですが、短い頻度で片頭痛は起きますので、毎回休むわけにもいきません。そのため、週に一度はこめかみの痛みに耐えながら仕事を行うという日々が続きました。しかし、片頭痛を我慢しながら仕事をしていると、なかなか集中できず、ミスを連発するようになってしまいました。そのため、私は本気で片頭痛を治療しようと考えたのです。

肩こりを解消するために

肩こりを解消するために一番良いのはストレッチだと医師の方から言われたため、それを実践してみることにしました。様々な方法を実践したのですが、そのほとんどは肩甲骨を動かすようなストレッチばかりです。できるだけお風呂上りに行うようにしました。 また、仕事の最中、肩に力を入れすぎないように意識することも大切です。私の場合ですが、キーボードを打っていると、自然と力が入り、肩が上がってしまうという癖がありました。これは自分で意識して治すしか方法はありません。実践してからすぐには効果は出ませんでしたが、二週間ほどが経つと肩が軽くなったような気がしてきました。その時点では片頭痛に対しての効果はなかったのですが、だいぶ肩が軽くなったので、効果がなかったとしてもこれはこれで続けようと思い、その後もストレッチを行いました。 効果を実感したのは、二ヵ月ほどが経ったころです。最近片頭痛が起きていないと思ったら、二週間が経過していました。そこで私は始めて、本当に肩こりが原因だったのかと改めて認識したのです。そして、それからもストレッチを続けました。

片頭痛から解放され快適な暮らしに

ストレッチを続けていると、徐々に片頭痛の頻度は少なくなっていきました。しかし、その時期からストレッチを行わなくなってしまい、また肩こりが再発した結果、片頭痛も起きるようになってしまいました。ちょうど私はその時期、転職をしたいと思うようになっていました。そう思ったのは、片頭痛のことが原因ではありません。しかし、片頭痛の再発が転職の決断の後押しになったことも事実です。製造の仕事に転職をしたのですが、それからは肩こりは自然に治っていきました。それに応じて、片頭痛の痛みに悩まされることもなくなり、やっとあのズキズキとするこめかみの痛みから完全に解放されることになりました。 肩こりが原因の片頭痛の場合、ストレッチを行わずに改善することは難しいです。デスクワークの人は、どうしても肩がこってしまうので、毎日ストレッチを行わなければならないでしょう。完全に解放されるためには、思い切って仕事を変えてみるというのも一つの手段だと思います。私はそれで、解放的な毎日を手に入れることができました。