おねしょを予防する食べ物!?
食後のデザートを変えるだけで…
息子が5歳の頃、おねしょに悩まされていました。ちょうど幼稚園では、年長クラスでお泊り会が1年後に迫っており、おむつでは恥ずかしいし、欠席させるものかわいそうだし、とどうしようか迷っていました。
夜中に起こすのは逆効果だとは分かっていても、毎日お布団を汚されるもの嫌で、ついつい起こしてしまっていました。でも、あることに気がつきました。食後のデザートです。果物が大好きな息子は、いつも夕食後にスイカやミカン、柿を食べたり、お風呂上りに冷えたジュースを飲んだりしていました。これらの食べ物は、利尿作用もあり、体を冷やしてしまうので、おねしょ対策にはやめておいた方がよい食べ物だったのです。デザートを無しにすると、息子もストレスがたまり逆効果だと思ったので、ジュースの変わりにホットミルクやココアなどの温かい飲み物や干し柿などの果物を食べるようにし、夜中に起こすのもやめてみました。
そうすると、失敗の回数も徐々に少なくなり、いつの間にかおねしょが完全に治っていました。夜中に着替えることなく、朝までぐっすり寝れるので、昼間は元気いっぱい遊べるようになりました。
成長期には十分な睡眠時間を確保することは、とても大切だと思うので、おねしょ対策はとても重要だと思います。
寝る前に水分を控える治療
私の友人は、自分の息子が小学三年生になっても夜中におねしょをしてしまう事に悩んでおり、先日ついに医者に相談しにいったのだそうです。
医者曰く、小学生ならまだ心配はないとの事だったらしいのですが、やはり早めに治療をしておくにこした事はないという事で、その友人にまずは食べ物から変えてあげるようにアドバイスしたらしいです。
食べ物といっても、あれを食べなさいというようなアドバイスではなく、なるべく夕飯は水分の多くないものを食べさせてあげてくださいというものだったようです。飲み物を制限する事はもちろんですが、食べ物にも意外に水分が含まれているので、寝る前に食べ過ぎると尿意をもよおしやすくなってしまうという説明だったそうです。
確かに、飲み物には気をつけるけれど食べ物に気をつける事まで考えが及ばなかったので、なるほどと思いました。また、医者は日中にどれくらいの量の水分をとり、どのくらいの量を尿として排出したのかをできるだけ記録し、そこから摂取するべき水分量の調整を図るようにアドバイスされたそうです。おねしょを早く治すためにはこういった工夫が大事なようなので、友人と息子さんにはめげずに頑張ってほしいです。
おねしょを予防する食べ物!?
お子様の成長過程において、おねしょが気になるというお母様方は多いのではないでしょうか?2~3歳では、2人に1人。4~5歳では、70~80%のお子さんがおねしょをしなくなると言われています。そこで、おねしょをしないために効果的な食べ物を紹介します。
おねしょを予防するために効果的な食べ物!それは、ずばり「陽性」の食べ物です。「陽性」とは、冬の寒い時期に収穫される、体を温める効果があるとされる食べ物です。具体的には、山芋、長芋、ネギ、ニラなどが挙げられます。
逆に「陰性」の食べ物、すなわち夏に収穫される体を冷やす食べ物は、利尿を促進すると言われています。
また夕食時に塩分の高い食事は喉が渇いて、水分摂取量が多くなりますし、甘いデザートや果物を与えすぎると、それらに含まれる糖分、果糖が利尿を促進しますので、それらにも注意が必要です。
しかし、何と言っても子供によくないのは、「お漏らしするな!」と親がストレスを与えることです。おねしょは、自分の意思とは無関係ですから、お母様方は『怒らない、起こさない、焦らない』をモットーに、気長に構えていくことが大事です。そして、おねしょをしなかった日は、たくさん褒めてあげて、お子様に自信をつけてあげましょう!