大人のおねしょ体験

50代の男性です。いい年をして恥ずかしい話ですが、自分の意思とは関係なく、尿が漏れるようになりました。初めのうちは、トイレで小便をしたあとに、尿のキレが悪く、残尿感を感じていただけだったのですが、そのうちついにおねしょをしするようになりました。最初におねしょをしたときは、ちょうどお酒を飲み過ぎていたこともあり、酔っ払いすぎたかなあと軽く考えていたのですが、その翌日にも続けておねしょをしてしまい、これはただ事ではないとやっと気付いたという次第です。 いい年をした大人がおねしょをしてしまい、あまりに恥ずかしいので妻にも言い出せずじまいです。夜中に自分で下着を洗っているときには、情けなくて泣きそうになりました。翌日、仕事を休んで病院に行こうと思ったのですが、気が動転していることもあり、何科を受診すればいいのかさえよくわかりません。他人に聞くわけにもいかず、ネットで検索して、どうやら泌尿器科のある病院に行けばよいとういのがわかりました。 泌尿器科の先生の話によると、わたしのようにおねしょや尿漏れで悩んでいる人は、全国に800万人以上いるということを聞き、何だかホッとしました。 何科を受診すればわからないときには、内科でもどこでもよいから、兎に角病院で検査を受けるように言われました。

おねしょはストレス?

友人のお子さんですが、長女、次女、長男といるのですが、長女のおねしょがひどかったらしいのです。私は、おねしょなんて誰でも通る道だと思っていたのですが、どうも違っていたらしいのです。 長女はおねしょに加え頻尿で、数十分に1回のペースでトイレへ駆け込んでたそうです。ちょうど幼稚園に入学して5月の半ばあたりから症状が出て、夜もお漏らしをし始めたので何科へ行こうか悩み、近くの泌尿器科へ受診したのですが問題はなく、医師からメンタルクリニックに行ってみては?というアドバイスをもらったそうです。そこで小児のメンタルクリニックへ行くと、どうやら生活環境がかわったことが原因にあったようです。 長女には2つ下の妹、そして生まれたばかりの弟がいたので、保育園から幼稚園に入学して慣れない園生活に加えて、思い切りお母さんに甘えられず、見えないストレスがかかっていたのかもしれないと、友人は落ち込んでいました。今は仕事をセーブして子供との時間を優先したせいか、穏やかになったそうです。 おねしょがひどくても成長するにつれて治るものと思いがちです。子供によってどんなストレスがかかってくるか分かりません。小学校高学年まで続く子もいるそうです。何科を受診すべきか迷ったらメンタルクリニックも頭に入れておきたいものです。

おねしょが長引くなら医療機関へ

子どもの頃、人はどうして「おねしょ」をしてしまうのでしょうか? 赤ちゃんから4~5歳の頃のおねしょは、眠っている間に作られるおしっこの量と膀胱の大きさのバランスが取れていないために起こります。赤ちゃんの頃は昼夜の関係なくおねしょをしますが、成長するにつれておしっこを溜める膀胱が大きくなってきます。加えて夜の間に作られるおしっこの量も減ってくるため、小学校入学時くらいには8割~9割の子どもがおねしょをしなくなるのが一般的です。 では、小学校に入学してからも子どものおねしょが治らない場合、医療機関の何科に相談すれば良いのでしょうか? 5~6歳以降のおねしょは一般的に「夜尿症」と名称が変わり、年齢が進めば進むほど、適切かつ積極的なアプローチが必要となります。小児科もしくは泌尿器科で受診できますが、夜尿症の診療を行っているかどうかは医療機関により可否がありますので、何科で受診するのかを含め、事前の確認が必要です。 治療方法としては生活指導(飲水量、排尿習慣のコントロール等)、行動療法(排尿訓練、夜尿アラームの使用等)、薬物療法等様々で、それぞれの状況やタイプに応じた方法を適切に用いることにより改善が見込まれます。

おねしょ治療は何科?

おねしょは、膀胱が未熟であったり、睡眠が深すぎて尿意があっても起きられないといった原因で起こると言われていますが、中には他の病気と合併しているために起こる場合もあるので、おねしょが改善しない場合は何らかの病気かもしれません。 おねしょの治療を受ける場合、何科を受診すればよいか迷ってしまう人も少なくありません。最近では、おねしょを専門に治療する夜尿外来などを設ける医療機関もありますが、ほとんどが大きな病院になります。身近にそのような診療科が無い場合は、何科を受診すればよいかというと泌尿器科がよいでしょう。子どもの場合は小児科でも相談することができます。 子どもは、多くが膀胱が未熟であるため、おねしょをしてしまうことが多い傾向にありますが、成長とともに自然に改善していくので、精神的なプレッシャーをかけないようにやさしくサポートしていくことが大切です。 医療機関では、生活習慣を改善しながら、夜間つくられる尿の量を減少させる効果のある薬や膀胱の容量を大きく薬などを使用した治療が行われます。 まれに大人でもおねしょに悩んでいる人がいますが、この場合も生活習慣の改善や投薬治療を行います。さらに精神的な要因の有無や他の疾患によるものではないか検査などを行い、症状に合った治療が行われます。