虫歯を放っておいたら・・・

私は歯医者が大嫌いで、よく虫歯になっても放置してしまいます。どうしても痛くなって泣く泣く治療へ行っても、完治するまで通うことはなく、大体痛みがなくなったらまた放置してしまうのです。歯医者のあの恐怖感は大人になっても克服できません。ですが、昨年ついに虫歯を放っておいたのが原因でとても怖い思いをしてしまいました。 それは奥歯にある虫歯を何年も放置していたのが原因でした。最初は歯の真ん中が黒くなり、冷たいものがしみるなどの症状がありました。日がたつごとにその黒い部分が穴になってどんどんその穴が深くなっていき、時々痛みがあったりもしましたが鎮痛剤でごまかしました。そのうち痛みもなくなり、食べカスがその穴に入ったりすることがありましたが、特に気にしていませんでした。でもある日鏡で口の中を見てみると、虫歯の穴の中に赤い肉片?のようなものがあるのが見えました。さすがにこの赤い肉片は怖くて歯医者に行くことにしました。 診察してもらうと「息肉」と言うものでした。虫歯を放置したことで歯茎が慢性的な炎症を起こしているのが原因でした。 歯を抜歯して薬を服薬すればキレイに治りましたが、歯医者に行くよりも虫歯を放置して謎の肉片が見えることの方がよっぽど怖かったです。

虫歯から赤い歯茎が出現

私の兄が歯医者が大嫌いです。たまに虫歯になったと訴えるのですが、「放っておいたら治る」と言って歯医者に行こうとしません。そして、「歯ブラシでよく磨いたら虫歯が治った」といつも自己完結してしまいます。 3か月前にも「虫歯が痛い」と訴えましたが、いつものごとく放っていました。ですが、今回はいくら歯を磨いても痛みが治まらず、虫歯から赤い膿のような歯茎のようなものが見え始めて、怖くなって歯医者に行こうかとても悩んでいました。そして、とうとう歯医者に行きました。 検査してもらった結果、慢性増殖性歯髄炎と診断されました。赤い膿のようなものは、なんとポリープだったようです。 検査の結果を聞いた兄はとてもショックを受けていました。ポリープと言っても良性らしいので治療をすれば完治するのですが、治療そのものが大嫌いな兄にとっては治療を受ける事はとても勇気がいる決断だったようです。 観念して治療を開始しましたが、治療の際に麻酔の注射を歯茎に打たないといけなかったのがとても痛かったと嘆いていました。 慢性増殖性歯髄炎の治療は無事に終わり、今では歯の痛みから解放されて嬉しそうです。これからは歯医者に行かなくてもいいように毎日しっかり歯磨きをすると言っていました。

歯医者で虫歯を治そう

虫歯を放置していると虫歯の進行は確実に進んでいるのでいろいろな症状に見舞われることになります。代表的な症状としては痛みを感じることです。歯の痛みというのはとても耐え難い痛みに襲われる場合もありますので虫歯が痛み出す前に歯医者に行く様にしましょう。 また、虫歯を放置してしまうと歯に大きな穴が開いてしまってその穴の中に赤い歯茎の様な物が見える場合があります。この赤い歯茎の様な塊は日に日に盛り上がってきて赤い肉の塊の様な物になってしまいます。 この赤い肉の塊に見える物の正体は歯髄ポリープと呼ばれています。この歯髄ポリープは特に痛みなども感じることがないのでそのまま放置してしまう人もいます。ですが、この歯髄ポリープが出来てしまった原因は虫歯を放置してしたことが原因になっているので歯髄ポリープなどが出来ない様にするためにもしっかりと治療を行う様にしましょう。 虫歯を長年放置していくと痛みも感じなくなってきます。この痛みを感じない様になったのは神経が死んでいるために痛みを感じなくなっているので決して治ったわけではありません。歯の神経が死んでしまうと歯が脆くなってしまうのでちょっとした衝撃でも歯が欠けたりしてしまいますので虫歯は出来るだけ早く治療してもらって治してもらいましょう。