虫歯の発生と予防

虫歯の発生は磨き残しによる菌の繁殖です 磨けているようで中々全ての歯垢を取り除くのは困難です。ですから歯ブラシに加え歯間ブラシなどの併用で清掃を徹底すると良いでしょう。歯の間や奥歯の磨き残しなどが多くを占めています。 親不知の虫歯も清掃不足によるものが大半です。 歯の間に虫歯が出来るのは甘いものが口腔内に残っている事が多いです。すぐに清掃できればいいのですが、そうもいかない時もありますよね。 そういう時は水やお茶などでお口の甘い物を流せると良いでしょう。唾液が多い方は唾液がそれの役割をしてくれますが、体質により唾液の分泌が少ない方もおられますのでそういう方は特に水などで流すよう心がけましょう。唾液の分泌は年齢と共に減少しますし、又服用されているお薬によっても唾液の分泌が減少することがありますので、ご自身で歯科医院にかかり、ドクターに聞いてみると良いでしょう。 歯科だけではなく口腔外科もありますので何科にかかればいいかわからない時は直接電話で確認される事をおすすめします。お口のトラブルは歯科だけではなく耳鼻科から解決されることもあるので何科に該当するのかは受診してみないと解らないということもよくありますので注意が必要です。

親知らずで頭痛に

同じ会社で働く同僚はたまにひどい頭痛がすると言って元気がない時がありました。 いつも元気な同僚ですが、後頭部をハンマーで叩かれているみたいだと言って、その時は仕事をするのも辛そうでした。病院にも行きたそうでしたが何科に行けばいいかわからず、いつも薬局で購入した頭痛薬を飲んでいたそうです。頭痛薬でも痛みがましになるので、無理に病院にも行こうと思っていなかったとのことでした。 ある時いつものように頭痛が何日か続いていたらしいのですが、顎が特に痛くなってきている、とのことでした。同僚は小さいころから顎関節症持ちだそうで、そのせいかと言っており、何科に行ったらいいかと相談に乗っていました。歯ぐきや、顎のリンパ節も腫れてきていて、もしかしたら虫歯かもしれないし、一旦歯科に行ってみることにすると言っていました。 結局歯科に行ってみると、虫歯はなかったのですが、歯茎がかぶっていて全く見えないところに親知らずがあることがわかったとのことでした。歯科の先生によると、親知らずが頭痛の原因となることがあるそうです。親知らずが生えようとして前の歯を押すことがあり、歯並びも悪くなると言われたそうで、すぐに親知らずを抜く手術を受けると言っていました。

歯科にも色々あります

虫歯治療と言えば一般的に歯科ですが、厳密にいうと一般歯科、小児歯科、口腔外科に分かれます。普通大人が虫歯になった場合には何科にかかるのが正しいのでしょうか。 一般歯科と口腔外科の違いをわかっている人は意外に少ないです。「口腔外科って一体何科?」っていう質問をよく聞きます。 一般歯科は虫歯や歯周病などの治療、予防処置を行います。口腔外科は歯科の分野の他にも、歯槽膿漏や顎関節症など、口腔、顎、顔面の症状にに関する治療を行う科です。 医院によっては両方診療科目にあげているところもあります。そして診療科目としては掲げていないけれど、口腔外科の分野にも詳しく、同等の治療を行うことが出来る一般歯科医院もあります。 普段かかっている町の歯科に虫歯でかかり、口腔外科を紹介され転院する場合もあります。それは手術を伴う抜歯を必要とする場合です。一番多いのは親知らずの抜歯です。下の親知らずは、根も深く、まっすぐではなく横に変形して生えてくる場合も多いため、通常の麻酔後、抜歯という手順では行え場合もあるのです。その場合はメスを使用した外科手術となる為です。 そのような場合でも掛かりつけの歯科医があれば、適切な判断を下すため、定期的に歯科に検診に行くという習慣が大切です。