赤くないので分かりにくかった結膜炎

私が中学生の頃、小学生の妹がどこかで結膜炎をうつされてきました。その時の妹の左目は真っ赤に充血して痛々しいほどで、私や両親は心配しながらも、うつらないように気をつけて生活していました。 しかし、約1週間ほどの潜伏期間を経てとうとう母親の目にもうつってしまい、真っ赤に充血してしまいました。そこから数日しても私と父には症状が出なかったため胸を撫で下ろしたのですが、そうしたのも束の間、私の右目がひどくぼやけるようになり、朝に目が覚めると目やにで一瞬目が開かないほどでした。目は全く赤くないのですが、これはどうもおかしいと眼科で診察してもらうと、結膜炎と診断されてしまいました。 診察結果を聞いていると、どうやら既に数日前から症状が出始めていたということがわかりました。結膜炎なのに目が赤くないということに当時はとても違和感を感じましたが、これ以来目に何らかの違和感を感じた場合には、こまめに眼科に通うように心がけています。

見た目は赤くないけど結膜炎

目の病気には色々な症状があります。私の場合は目のかゆみから始まりました。何故かいつも目がかゆいのです。しかし、目を見ても赤くないので結膜炎とは思いませんでした。元々目の病気になりやすいので気にしないでその場だけと思っていたのですが、一度病院へみせると診断は結膜炎でした。目も赤くないのに思いましたが、白目のところだけでなく、手で目を見開いてみると赤くなってるのです。そこで症状が出ていたようです。 目薬を数日さすと症状も治まりましたが、結膜炎は他の人に移るのでタオルなどは別にしておかなくてはいけません。症状が悪化しなかった為に病院へは行かなかった事で、子供と同じタオルを使用していたので子供にうつっていないか心配でしたが、家族には移っていなかったようです。 いくら少しの異変だったかもしれないけど、移る病気もあるので早めの診察が必要なのです。毎回毎回同じように症状が出るわけではないという事も学びました。

目が赤くない場合でも、結膜炎の可能性はあります。

結膜炎といえば目が真っ赤に充血するというイメージがありましたが、最近は目が赤くない場合もあるようです。私が子供の頃に発症していた時は、いつも血管が走るように目が赤くなっていました。痒みが治まると充血も治まることが多かった気がします。 結膜炎は数日おきに何度も発症していましたが、日によって症状の重さは異なりました。軽い時は痒みも目の腫れも数時間で治まりますが、酷い時は半日近く目が痒い状態が続きます。この場合は大抵目の腫れもすごいので、腫れが完全にひくまでは一日から二日かかりました。今考えると小学生のころが一番発症率が高かったです。猫を触った時や、日差しの強い時に外で遊んだ時、稀にプールの後などに症状ができることもありました。 大人になってからはほとんど発症していませんが、疲れが溜まった時などに痒みがでることがあります。目はそこまで赤くないですが、子供の頃のように痒みと腫れが半日以上続くこともありました。

結膜炎になると昔よりも目は赤くないですが、腫れが気になります

目が赤くない結膜炎も存在するようです。激しい痒みなどがあれば赤くない場合でもすぐに病院へ行った方が安心です。 子供の頃は結膜炎になる度に目が赤くなっていましたが、大人になってからは痒みあがってもそこまで充血するようなことはなくなりました。子供の頃は猫アレルギーの影響なのか、猫を触ると高確率で目が痒くなってくるのです。一度掻きだしてしまうと止まらなくなり、こうなると点眼薬をさしてもほとんど効果がありません。さらに、白目全体が真っ赤になります。下瞼の辺りがかなり腫れてきて、酷い時は視力を奪われるほど腫れます。痒みは冷やすことですぐに治まるので楽なのですが、充血が治るのに一日程度、腫れが治るのに一日から二日程度かかります。当時の私からすれば結膜炎は日常的なことだったのですが、腫れや充血が残ったまま学校に行くのは抵抗がありました。 大人になった今ではそこまで目が腫れることもなくなりましたが、人前に出る仕事なのでかなり気になります。

結膜炎の困った所は、目が赤くない場合でも腫れが残ることです。

アレルギーや感染性の結膜炎の場合、目の痒みや異物感、腫れなどに加えて、目が充血することもあります。私がアレルギー性の結膜炎を子供の頃に患っていた時もこうした症状が出ていました。 猫や花粉などが原因で発症するケースが大半でしたが、始めは目に違和感を感じる程度です。この段階では目も赤くない場合が多いです。しかし数分経つと耐え難いひどい痒みに襲われます。目をかき出すとどんどん充血もひどくなります。痒みはかなり辛いものがありましたが、冷やせば数分で治まります。しかし、腫れや充血はなかなか治らないので人の目が気になった記憶があります。充血が治って目が赤くない状態になっても、腫れだけはなかなか治らないのです。 眼科に通院していた時期もありましたが、症状が改善することはなかったです。年を重ねていく内に発症する頻度は減っていきましたが、今でも何の前触れもなく結膜炎を発症することがあります。子供の頃と変わらない酷い痒みがあります。