とても大変!子供のノロウイルス感染症の看護体験!!

2014年の12月、当時1歳の子供が突然、食べ物と飲み物を数分おきに吐き出してしまうという症状に襲われました。しばらく様子を見ても一向に治まる気配がないため、不安になり病院へ連れていくと診断はノロウイルス感染症。そのまま緊急入院となりました。幸いにも3日ほど入院しただけで退院することができましたが、その間の子供の看護が大変でした。 まずは自分を含む周囲への感染対策。常にマスクとゴム手袋をして子供のそばに付き添うこととなり、感染拡大には非常に敏感になります。それだけでも気がまいってしまいますが、さらに感染して間もない間はすぐにおう吐してしまうため、そのつど汚物がついたシーツを変える必要があり大変な労力でした。 続いて看護に必要な費用。当然24時間付き添いが必要で私の食事はコンビニやレストランが中心となります。治療費だけでなく食事代や下着代など、身の回の世話のためにも費用がかかり子供のノロウイルス感染症発症はの看護は大変な経験でした。

ノロウイルス感染症にかかった母親の看護

8年ほど前に私はノロウイルス感染症にかかりました。当時幼稚園教諭の仕事をしていて、園児の間でも流行し、欠席が続出していました。また、幼稚園で過ごしている間に教室で嘔吐してしまう子供もいて、その処置も当然やらなくてはいけないため、そこで自分にもうつってしまったと思われます。 私がノロウイルス感染症にかかり、治ったと思ったら、今度は母親がかかってしまいました。私の看護をしていたためにうつってしまったのだと思います。当時私の妹と父親も同居していましたが、これ以上うつっては大変と、母親は一つの部屋から出ないように隔離し、私が母親の看護をしました。看護中はもちろんマスクをし、何度も手洗いうがいをしました。 幸いなことに、母親の症状は比較的軽かったので、すぐに快方に向かいました。私は母親の食事の世話、着替えなど身の周りの世話、母親がいつもしてくれている家族の料理や掃除などの家事を行いました。 妹と父親にはうつらずにすみ、本当によかったです。

ノロウイルス感染症の看護の注意点

ノロウイルス感染症は、非常に感染力が強いので、看護をしている側も一緒に感染してしまうことも、よくあります。私の場合も、子供がノロウイルス感染症になった時に、自分まで感染してしまった経験があります。子供も辛い症状のなかで、自分まで倒れてしまって看病も大変で辛かった記憶があります。 では、どうしたら看護する側が感染しなくて済んだのか、自分で色々調べてみたところ、感染者の吐物を処理する際に注意点がたくさんあることがわかりました。 まず、感染者の吐物には素手で触らず手袋を装着すること、マスクを装着すること、そして吐物を処理した袋の中と吐いた場所に、薄めた次亜塩素酸を噴霧することでした。 私はマスクも装着せず素手で処理して水拭きして、それだけしかしてこなかったので、本当に知識不足だったんだなと、痛感しました。その知識を知ってから実践したところ、無事に自分が感染することはなくなり、子供の看病に専念することができました。

ノロウイルス感染症の感染者の看護について

ノロウイルス感染症は急性胃腸炎とも言われる感染症です。 そのため感染者を看護するときは自身が感染者になると感染を拡大させてしまうので十分気を付ける必要があります。そのためノロウイルス感染症の感染を看護するときは両手に手袋(医療従事者や介護士などが使っている使い捨てできる薄手のビニール製が望ましいです)、予防着(これも手袋と同じように使い捨てできるものが望ましいです)、マスク(百円均一で販売されているような使い捨てできるもので十分です)を着用の上、対応にあたります。 また消毒液の準備も必要てす。これはご家庭で使われている家庭用ハイターを薄めた物(水1リットルに対してギャップ2杯くらい)を用意します。 感染者は完治するまで必要以上にお部屋から出てもらわないようにし、感染者が使った物品(タオルや衣類など)を部屋から外に出すときはビニール袋に入れしっかり袋を閉じた状態で出します。そして先ほどの消毒液に1時間以上漬け込んだら普通に洗濯機で洗濯して大丈夫です。念のため他の洗濯物と分けて洗うと尚良いです。