ノロウイルス感染症にかかり、小児救急病院へ行きました

私の娘は5歳で保育園に通っています。毎年、冬場にかけて、園でノロウイルス感染症が流行し、あっという間に子供たちに感染がひろがるため、親子で普段から手洗いなどには気を配っています。 感染力が強いため、娘はこれまでに2度ほどノロウイルス感染症を体験しました。夜中にいきなり嘔吐し始めて、激しい下痢を繰り返しました。スポーツ飲料などで水分を補給しようとしましたが、飲んではまた嘔吐というのが続き、本人もぐったりして、深夜、夜間の小児救急へ連れて行きました。待ち時間の間も嘔吐が続き、話すことも難しいほど衰弱していました。小児用の点滴による治療が朝方まで続き、次の日の夕方にはおかゆなどを口に出来るほど回復しました。先生からは、家族内でのタオルの共有の禁止、嘔吐物や排せつ物の処理方法などについて注意を受けました。十分気をつけていましたが、やはり主人も私も感染してしまいました。 子どもの体調が完全に回復する前に私たちもダウンしてしまい、育児や家事、仕事の面で大変でした。

細心の注意が必要な小児のノロウイルス感染症

小児がノロウイルス感染症になると家族には細心の注意が必要です。 とにかく、ノロウイルス感染症では、吐いて、下痢してと体中の水分が奪われていくのが小児では顕著です。 ポカリスウェットや生理的食塩水・医療用経口保水液など用意して、自分で飲める状態であれば、少しずつでも口に含ませるようにするのですが、体から出てゆく水分の量が多すぎて、脱水症状を起こしそうで、気が気ではありません。苦しくて泣くのですが、涙もでていない様子です。 小児の場合、体も小さくて蓄えもあまりありませんから、食べず飲まずではあっという間に体力をなくして、気力も出なくなります。体を休めさせてピークを過ぎるまで待つしかありません。 感染力も強いので、服や寝具・ラグなどにおう吐物が付いた場合には、ゴム手袋やごみ袋を外表にして包み込み、絶対に触らないようにします。どうしても捨てられないものは熱湯消毒してウィルスを死滅されるしかありません。家族にも飛沫のみならず、トイレのハンドルなどから感染する可能性もあります。

ノロウイルス感染症で小児科に駆け込みました

2歳1ヶ月の娘に朝御飯を食べさせた後に子供向け番組を観せていたのですが、急に嗚咽をあげて苦しみ出し、食べたご飯を勢いよく吐いてしまいました。吐瀉物の量と勢いにびっくりしてしまい、ぐたっとしたまま目も虚ろな状態であったため、仕事中ではあったのですが、夫に電話で連絡しました。今の時期はノロウイルス感染症が流行ってるから、その症状ではないかと言われ、近所の小児科に駆け込みました。 すると、同じような症状で来院している子供が多く、10月から冬にかけてノロウイルス感染症のピークがあることを知りました。水を飲んでもすぐに吐いてしまうような状態でしたので、小児科では点滴を打ってくれて、水分を補給できる状態を維持するようにアドバイスをもらいました。 また、吐瀉物は綺麗に清掃して親が感染しないように、二次被害を防ぐように言われましたが、娘の容態が安定した3日後には私もロタウイルス感染症になってしまい、一時的に子育てができないくらい非常に苦しい経験をしました。

小児ノロウイルス感染症は憂鬱になってしまう!

小児のノロウイルス感染症は、病原からの感染より、人から人への感染で発症することが多いです。 小児は同じ年代の集団で生活する場が多く、一人感染すればあっという間に広がります。幼稚園や保育園、学校だけでなく、家庭でも一人の子が感染すれば兄弟にすぐ広がってしまいます。 我が家にも三人の子供がいますが、下の子がノロウイルス感染症になり、上の子二人も感染しました。複数の子が体調を崩すと大人も看護するのが大変です。弱っている子供を見るのは痛々しいですし、大人に感染を広げ無いように注意しながら子供の状態に合わせたケアをすることは結構体力を使います。そして子供が回復したころ、看護していた大人が感染して寝込んでしまうことがあります。私がまさにそうでした。 家族全員が体調を崩すと落ち着くまでに一か月ほどかかってしまいます。症状も辛かったですが、出かけることができなかったことも辛かったです。ノロウイルス感染症流行が始まると憂鬱です。