不眠症と物理的蕁麻疹

私は数年前から夜になると足のスネ等がかゆいことがありました。無意識にかゆいと掻いてしまい、ブツブツとなにかが出来てしまい、そこからかゆみが全身に広がっていくものでした。ただの乾燥だろうと様々なクリームを試したりしたがかゆいのは変らず、そのせいで不眠症になることもしばしば。 その後、このかゆみとは関係無くストレスによる不眠症になってしまい、心療内科で診察を受けて治療を始めました。最初に行ったクリニックではいわゆる西洋の薬で治療するところでした。初めて薬を飲んだ日、薬のせいで夜中の尿意に気づかずにおねしょをしてしまいました。このままでは不眠症が治るどころか薬漬けにされてしまうと思い、今度は漢方を専門に扱っている不眠症治療で有名なクリニックに通い始めました。 漢方薬はなにやらその薬一つで様々なことに効果があったりするらしいので、全身がかゆいせいで眠れないこともあると相談したらそれにも効果がある薬を処方してくださいました。 不眠症は漢方薬はもちろん、少なめに西洋の薬を調整していったことにより、結果的には3年程かかって完治しました。蕁麻疹による痒みは睡眠を妨げるため、かゆいと思ったらすばやく市販の痒み止めローション(スースーするものがベストです)を塗ることが一番効果ありました。

かゆみを治して睡眠をしっかりと

会社の同僚は、皮膚がいつもかゆいといっていました。冬から春に掛けてとくにかゆみがひどいらしく、不眠症になるほどだと言っていました。 夜しっかりと眠れないので、仕事場でも疲れが取れないために、集中できずに辛い思いをしていたようです。 かゆくて掻くと、赤く皮膚が膨れ上がるそうです。病院にいって相談すると、季節による乾燥から来るといわれたそうです。 飲み薬と、塗り薬を塗ると良くなるのですが、また薬を止めると同じ症状がでてくるそうで、とても辛そうでした。 そんな時に、たまたま知り合いから、1日水を2リットルは飲むと体にいいと言うことを聞いて毎日最低2リットルの水を飲んだそうです。するとどんどん肌がすべすべになり、いつも皮膚がかゆいといって苦しんでいたのに、その痒みも知らないうちになくなったといいます。もちろん不眠症も改善され、夜もぐっすり眠れるようです。あんなに長い間苦しんでいたかゆみが水をしっかりと取ることで改善されるなんてと驚いていました。 同僚は今回ことから、しっかり水を取ること、しっかり食事をとることなど、あたりまえのことを行うことで病院に行かなくても良い症状もあることが分かったといって喜んでいました。

不眠症と身体の痒みの関係

不眠症の原因は多岐にわたりますが、睡眠が上手く取れない状態には典型的な原因があります。これは自律神経が関係するもので、何らかの原因により神経のバランスが乱れ、睡眠に不具合をもたらしているのです。そのため、不眠症を改善するには、この自律神経のバランスを整える必要があります。 特に、興奮した状態は意識も覚醒され、眠りにつく事が困難になります。また、刺激物であるスパイスやお茶の過剰な摂取なども睡眠を妨げる要因となるために、睡眠前にはこれらの刺激物にも注意が必要になるのです。 また、不眠症の原因としては、皮膚の疾患などが原因で起こる事もあります。このような場合は、熟睡した状態をつくりだす事が難しくなり、深夜のかゆい状態が原因となり、睡眠不足の状態を招く事も多いのです。そのため、皮膚科などで適切な治療を受けることが必要になります。 そして、不眠症の原因としては特定の疾患が関係している場合もあり、就寝中に下半身にかゆみをもたらす事があります。このような疾患は、周期的に足に痒みが起こるケースが多く、睡眠が上手くとれなくなるので注意が必要なのです。 そのため、原因不明の下半身のかゆい症状で睡眠が取れないときには、検査の為に専門的な医療機関を受診する事も必要になります。