口内炎は手術になり得る
根をのばす口内炎の治療
私が小学生だったころ、下唇の裏にぷっくりとした口内炎のようなものができました。昔から口内炎はよくできていましたが、それは今までにはできたことがないものだと幼いながらもわかりました。なぜなら、普通の口内炎とは違って痛みはなく、大きさは普通よりも一回り以上も大きくて気になってしょうがなかったからです。
その口内炎のようなものはつぶれて膿が出てはまたできての繰り返しで治る気配がありませんでした。そこで母に相談し、病院へ連れて行ってもらいました。すると医師から、この口内炎のようなものは奥深くまで根をのばしていて、その根をくるくると巻き取る手術をしなければ完治することはありませんと説明されました。
その頃はまだ小学生だったので、手術という言葉に怯えました。しかし、医師にその手術は麻酔をかけて行うから痛くはないと説得されたのでその手術を受けることにしました。
両親にも大変心配されましたが、手術も無事に終了しました。麻酔をかけて痛くはないと言っても切開したのには変わりないので、麻酔がきれた頃には痛みを感じました。病院で処方された痛み止めを服用し、痛みはなんとか我慢しました。口内炎のようなものもきれいさっぱりなくなりました。
辛い口内炎を治そう!
食事をするとピリピリ痛み、気分まで憂鬱になってしまうのが口内炎です。一般的には、ビタミン不足や寝不足、ストレスが溜まった場合に免疫力の低下として表れる症状です。
一度口内炎が出来てしまうと、完治までに3日から2週間掛かってしまう場合もあります。どうしても辛い口内炎は、レーザー手術で一気に治してしまうことも出来ます。手術と聞くと、入院したり治療が大変なのではないかと思ってしまう方も多いと思いますが、口内炎のレーザー手術は1日で終わる簡単な治療です。
レーザー手術は時間にして約5分から15分程度で終了します。小学校高学年の子供から妊婦さんまで受けることのできる安全性の高い治療なので、特に心配することなく受けることができます。
食事の栄養に気を使ったり、しっかりとした睡眠をとることを心がけることで口内炎の発症を事前に防ぐことができます。どうしても辛い口内炎を早急に治したい場合は、レーザー手術による治療をお勧めします。手術する程でも無いという場合は、塗り薬や内服薬を使用して早めの完治を目指しましょう。長期間治らなかったり複数出来てしまっている場合は、別の病気の可能性もあります。そのような場合は病院で詳しい検査を受けることが必要です。