湿疹で包帯ぐるぐる巻きに!

7年前くらいですが、仕事も忙しい日が続き、ちょうど子供の入院・手術も控えていて、疲れは最大級になっていました。無事手術も終え泊まりこみで看病をしていましたが、子供が痛みでぐずるので夜も寝れずにいました。 退院を控えた2日程前から、腕が痒かったので無意識にさすったりしてましたが、良くなる気配がなくその日のうちに湿疹が上腕に広がりました。看病疲れかと思いましたが、湿疹は範囲を広げ左右対称に上腕を覆い尽くしてしまい、痒みも増してきました。尋常ではない痒みで、寒気さえ覚えました。退院して自宅療養していたのですが、私の腕は腫れはじめ、ポツポツだった湿疹は、ひと固まりになって熱も持ち始めました。 湿疹って腫れるの?とびっくりして時間を作り皮膚科へ受診すると、腫れているところが水疱になっているといわれ、驚きました。原因はつかめないままでしたが、白くて冷たい軟膏をたっぷり塗り包帯で固定され、まるで怪我でもしたかのような状態になりました。腫れてた部分は熱を持って痛いほどでしたが、軟膏が水疱の水分を吸収したのか、翌日からは腫れは引いていき湿疹の跡もいつの間にか消えていました。 湿疹くらいすぐ治ると余裕でしたが、こんなことになるなんて本当に怖くて今でもトラウマです。

一時の手指の激しい湿疹

私の母は、結婚当初、重い主婦湿疹に悩まされたそうです。 母曰く、独身時代にほとんど家事を行った経験がなく、父との結婚と同時に、何もかもが初体験の家事・主婦業に取り組むようになり、今まで、手荒れ等に悩む事なく、華やかな業界の第一線で仕事をしてきた母にとって、食器洗剤に手の皮膚がまけてしまい、指と指の間や付け根に小さな湿疹が無数にできた時は、言葉に言い表すことのできない惨めさと悔しさが入り交じったそうです。 保湿効果の高い塗り薬を睡眠前には塗り、食器を洗う際や様々な場所の清掃の際には、ゴム手袋を装着して作業を行うようになったそうですが、常に痒みが湿疹及びその患部周辺に付きまとい、眠っている最中に、一心不乱に掻きむしってしまう日が続き、当初、一部分にできていた湿疹の範囲が広がるだけでなく、赤みが強くなり、手が火傷を負って腫れているような状態にまで陥った事もあったと言っていました。また、皮膚科で通院治療するも、軽快の兆しがなく、複数の医院を転々とし、効果が得られる医院を探す事に苦労したそうです。 当時は、永遠に続くと思っていた手指の湿疹や腫れは、現在では跡形もなく、綺麗な状態になっており、環境の変化等によって、突然に体にもその影響が出現するものだという事を母が教えてくれました。