湿疹ができやすい時期とは

湿疹はもともと肌が弱い人やアレルギー体質の人がなりやすいものですが、さまざまな原因によって起こります。湿疹ができやすい時期として、春は草花も開花し花粉も飛びやすくアレルギーを起こしやすい時期なので、アレルギー体質の人は注意が必要でしょう。花粉症と湿疹を併発する人もいます。 梅雨時期は、じめじめとした湿気からカビやダニが繁殖しやすくなります。皮膚の敏感な人は、そういった菌に反応を起こして湿疹が出ることもあるでしょう。 夏の熱い時期は、湿疹ができやすいといえるでしょう。汗をかくことで手足やウエストのゴム部分などが蒸れて湿疹ができる人も多いでしょう。汗をかいた後はすぐに洗って清潔にし、ベビーパウダーなどを塗ってサラサラの状態にすると予防になります。 秋は過ごしやすい季節で比較的こうした皮膚疾患も少ないでしょう。 湿疹のできやすい時期として、冬場は空気も乾燥しており乾燥から皮膚の炎症が起きる場合があります。特にお風呂上がりにはボディクリームなどでしっかりと保湿をして、肌の乾燥を防ぐことが大切です。 また女性の場合、生理前や更年期に皮膚の炎症が起きやすくなる人もいます。女性ホルモンの乱れなども関係してくるので、ストレスを溜めないようにすることも大切です。

おむつかぶれではなかった

友達の赤ちゃんの話ですが、梅雨の時期に入り、おしりに湿疹が出来たそうです。彼女は最初またあせもが出来たと思ったそうです。 先月にも湿度が高い日が続き、その時にも湿疹が出来たそうです。その時には病院でこの湿疹はあせもだと診断されて、これからの時期は気温が高くなると同時に湿度も高くなるので、オムツの中が蒸れあせもを起こしやすくなるから、オムツを変える際にはこまめにおしりを洗い、洗ったあとはよく乾燥させ、おむつかぶれ専用のクリームをぬって下さいといわれたそうです。 今回もあせもだと思った彼女は、先生に言われた通りに治療を行ったのですが、一向に良くはならなかったそうです。それどころか、ぶつぶつがしわの部分にでき、その周りの皮がむけたり、白いかすのようなぽろぽろしたものが出てきたので、これはさすがに違うと感じたそうです。そこで慌てて病院に連れて行くと今度はあせもではなくて、カンジタ性皮膚炎と診断されたそうです。これは真菌による皮膚炎の一種で、この時期には多い皮膚炎の一つだそうです。医師に処方された抗真菌剤の軟膏をぬってやっと治ったそうです。 梅雨の時期には湿疹のあせもだけではなく、真菌の病気もあるのだなと思いました。

辛い湿疹、原因はアレだった!

原因不明の湿疹に悩まされる人が増えているというのをよく耳にします。 慢性的なものではなく、時期的なものの場合が多いようです。そこで考えられる原因としていくつかご紹介したいと思います。まずは、皮膚の乾燥による乾燥性皮膚炎。冬の乾燥してカサカサになった肌をそのまま放っておくことで、ただの痒みから湿疹へと悪化してしまうものです。普段から化粧水等でケアすることで予防できます。 次は梅雨の時期などに多い、汗によるかぶれ。肌に付着した汗と雑菌が混ざり合い、湿疹ができてしまうパターンです。衣服などの蒸れでも起こる可能性があるので、清潔なタオルで汗を拭いたり、こまめに着替えるようにしましょう。そして、お風呂上りや冷たい戸外へ出た時に起こる湿疹は、気温差によるものだと考えられます。血流が一気に変化することで毛細血管が広がり、一時的な湿疹がでる場合があります。 湿疹が出てしまった時の対処方法として、引っ掻いてしまわないという事が大切です。敏感になっている肌を更に傷つけてしまうと、痒みだけでなくばい菌が入って悪化する原因となります。まずは患部を、氷を包んだ布等で冷やしてみて下さい。それだけでだいぶ楽になる場合もあります。