乳児湿疹は痛くない??

乳児湿疹は、程度の差はあれ、ほとんどの赤ちゃんが一度は経験するものです。生後3~4ヶ月頃まで赤ちゃんは皮脂の分泌が盛んなので、その皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こして湿疹となるわけです。乳児湿疹として代表的な「乳児脂漏性湿疹」は、皮脂腺の多い顔や頭にできるもので、顔にはクリーム色のポツポツやカサブタ状のもの、頭にはフケのようなものができます。 時が経てば自然に治癒していくものですが、生後まもない可愛い赤ちゃんの湿疹は、見ている親の方がかわいそうになってしまいますよね? しかし、乳児脂漏性湿疹や乳児ニキビと呼ばれるような乳児湿疹は、ほとんどの場合痛みや痒みを伴いません。ただし、乾燥を伴ったり化膿して悪化した場合は痒みや痛みを伴いますので、入浴時に刺激の少ないシャンプーや石鹸で優しく洗い、きれいに拭き取るといった家庭でのケアは毎日必ずしてあげましょう。 また、痛みや痒みはなくても乾燥は、バリア機能の弱い赤ちゃんにとってトラブルの原因になります。保湿剤を使って、皮膚から水分が逃げないように保護すると良いでしょう。その際ベタベタしたものは毛穴に詰まりやすいので避け、さらっとしたオイルフリーのローションがオススメです。湿疹がある場合は、医師から処方された保湿剤を使ってください。

赤ちゃんが体験する乳児湿疹

私の友人は、5ヶ月前に初めての出産を経験しました。友人は初めての出産だったため、不安も多くよく悩んでいましたがいざ、赤ちゃんが産まれると本当に赤ちゃんが可愛くて毎日、幸せそうに暮らしています。 産まれたときは、赤ちゃんの肌がスベスベでぷにぷにしていたのに、3ヶ月を過ぎたころから、徐々に乳児湿疹ができてきました。 はじめのころは、痛みも無いようで、赤ちゃんは、肌もデリケートなため、乳児湿疹は、誰しもが経験することだろうと思っていたようです。小児科で処方してもらった薬のお陰で、段々と、赤ちゃんの肌も綺麗になっていきました。 しかし、5ヶ月たったころ、胸の辺りに、また乳児湿疹ができてきたそうです。赤ちゃんも成長するにしたがって少しづつ痛みや、かゆみが分かってきたのか、手でこするようになりました。 また小児科へ行き、薬を処方してもらったようです。とくに大したことはないから、様子を見て、赤ちゃんが痛みや、かゆみを感じて、かきはじめたらまつ来てくださいと言われたようです。 乳児湿疹の原因は、お母さんの食事も関係するようなので、今は、友人は、食事にも気をつけて、甘い物を控えたりして、赤ちゃんのために頑張っています。

乳児湿疹には痛みはあるの?

生まれてすぐの時期から1歳くらいまでの間、赤ちゃんの顔などに生じる湿疹のような症状を総称して乳児湿疹と呼びます。この乳児湿疹は生後すぐから4、5ヶ月頃までは皮膚の脂肪分が過剰になっているために、ニキビのような湿疹や脂漏性の黄色い湿疹が出来ますが、その後は乾燥性のガサガサとした肌荒れになるといったように、赤ちゃんの成長に合わせて原因と症状が変化していきます。 この乳児湿疹は見ていると赤くなっていて痛そうなのですが、基本的には痛みや痒みは生じないと言われています。とはいえ、乾燥肌が酷くなり肌が鱗のようにめくれてきたところへ、爪や服などが引っかかると正常な皮膚も一緒にめくれてしまいますから、強い痛みを伴うこともあります。 このように、乾燥肌に加えて、他の症状や要因が重なることで痛みや痒みが生じたり、酷い時には悪化して化膿してしまうことがありますから、注意が必要です。赤ちゃんに乳児湿疹が出てきたら、まずは余分な皮脂を取るために入浴時に石けんなどで軽くこすり洗いをして清潔な状態にし、乾燥を防ぐために保湿剤などでしっかりと保湿をしてあげるようにしてください。 市販のローションなどでは更に乳児湿疹が悪化してしまうような肌が弱い子は、検診の時などに医師に相談すると保湿剤を処方してもらう事が出来ます。