かゆみの原因、それは乾燥肌だった。

乾燥肌が気になり始めたのは、30代半ばだったと思います。冬になると、お腹まわりから背中にかけてかゆくなり、我慢できずに血が出るほど掻きむしってしまうこともありました。最初は原因が分からず、少しでも効果があればと思って近くの温泉に出かけてみました。入浴中は気持ちよかったのですが、１日経つと逆にかゆみが増してしまい、夜中にかゆくて目が覚めるほどでした。かゆいところを見ると、白い粉を吹いたようになっていて、肌の乾燥が原因だと気付きました。かゆみ止めを塗るととても染みるのですが、一時的にでも掻痒感が治まるので、それで騙し騙し過ごすようにしました。でも、春になってだんだん暖かくなってくると、いつの間にかかゆみが治まっていきます。ふだんあまり汗をかかない私も汗ばむようになると、掻痒感は全く消えてしまい、体が粉を吹くこともなくなります。それで、夏の間はすっかり忘れているのですが、お彼岸を過ぎて秋風が吹く頃になると、お腹のあたりをぽりぽり掻いている自分に気が付き、乾燥肌だったことを思い出すのです。

乾燥肌でかゆみが生じる原因と、その改善方法

元々乾燥肌だったようですが、症状が現れだしたのは、中学生に上がった頃のことでした。乾燥しやすい肩の部分や、肘などの部分の皮膚がパリパリになってしまい、剥いでしまったことが原因だったのだと思いますが、それからはかゆみが止まりませんでした。しかし、原因である掻くことを我慢して、かゆみに耐えなければ、皮膚の間から細菌などが入ってしまい、次から余計に痒くなってしまいます。更に、それによって乾燥肌も進行していってしまうのです。一時はどうなることかと思ったほどに、赤み、かゆみ、そして乾燥が進んでいましたが、私の場合は、特別な薬などを使うことなく、市販の保湿クリームを使用するだけでかなり改善させることができました。特に、お風呂でゴシゴシ体を洗ったあとのケアは大切で、クリームを塗るだけでも、かゆさが抑えられ、掻かないように配慮する余裕ができます。また、朝などの洗顔などのあとにも、保湿クリームを塗ることで、もちもちの肌を保つことができました。

私の乾燥肌のかゆみの原因は顔がつっぱってカサカサするから

私は昔から乾燥肌で皮膚がカワカサになりつっぱるような感覚があり、かゆみがありました。痒いので、手で掻いたりしている内にどんどん悪化していくこともわかっていましたが、痒さに耐えられなくて気づけば顔や身体を掻いてしまっていました。掻いた跡が残ってしまい、どうしても乾燥した肌の原因を突き止め、改善に向けた１歩が欲しくて色々と自分なりに調べた結果、オリーブオイルを薄く塗ることを日々実践してみました。オリーブオイルのべたつきが気になっていましたが、数週間は続けてみようと思い毎日顔と体に塗り込み、しばらく経った時から痒さが落ち着いてきました。痒ければ掻くことから脱出でき、今では痒い時にはオリーブオイルを塗り込んでいます。これまで乾燥肌は厄介なものという認識がありましたが、こんなに簡単に改善できることにとても驚いています。かゆみが治まった今では、掻くことをほとんどしていません。乾燥肌の原因が１つに絞られないとしても、一つ一つ良いと思ったものを実践し習慣づけることで改善できるのだと思いました。