捻挫は赤いから青紫へ

捻挫は骨折よりも軽く見られますが思いのほか痛く、そしてふとした事でなってしまうので自覚はすぐでないと思います。最初は足をひねったのかと思うのですが、後からじんじんとそして該当箇所が熱く赤いので「もしかしてこの赤いのは捻挫かも」と思うのです。時間が経つにつれその痛みは増します。そしてしばらくすると象の足のようにパンパンに赤いのです。 スポーツ選手には身近な怪我でもあります。私は実際に柔道していて捻挫になりました。背負い投げをした時に相手の足に乗ってしまっただけで足に違和感を覚えました。その後捻挫とも知らず、痛いと思いながらなんとかその日は練習を終えました。そして帰る時には自転車がこげないまでになっていて、これはただのひねりではないとわかったのです。病院に行くと初めて捻挫と診断されてしましました。しばらく足をひきずり腫れも赤いから青紫へと色が変化し履いていた靴も入らなくなるほどの太い足となったのです。痛さも強く生活するのにとても不便でした。 捻挫は見ている人も痛々しく該当箇所の色の変化は驚きます。あんなに赤い色が青紫でおおきな打ち身のようになって腫れとともにひいていくので治っていくのが目でよく見えます。 捻挫にならない為にも、日々ストレッチをして柔軟にしておくとよいでしょう。

痛くなかったのに実は捻挫だった

保育園のお母さんが会社の階段で足を滑らせてしまったそうです。 その時は、急な事だったのでビックリしたくらいだったようで、その後お子さんを保育園に迎えに行って夕食を作ったりと普通通りに生活していたようです。 しかし、夜になって段々と足首が痛くなってきたそうで、お風呂上りに足首を見ると赤い点々が出来ていたそうです。 次の日になっても足首の痛みは引かずに、続いていたそうで赤い点々は足首全体の内出血となって広がっていたそうです。 触っても痛くは無かったそうですが、歩いて足首に体重をかけた時や夜になると痛みが強くなる為に整形外科にいった所、「捻挫」と診断されたようです。病院ではシップと痛み止めを貰い、そのおかげか内出血もそれ以上広がることはなく、痛みも大分減ったと言っていました。 保育園のお母さん曰く、「少し足を滑らせた位で、その時は痛みもなかったし何もないと思っていたから、まさかこんなに痛みや赤みが強くなるとは思っていなかった。最初痛くなくても、捻挫になってしまうこともあるのね」と話していました。病院では、大人になると運動する機会も減るし足首が固くなるから、適度に足首を回したり運動をして柔らかくしておいた方が良いとも言われたそうです。

捻挫は完治しないと再度くり返す

捻挫とは骨と骨を繋ぐ関節周囲の損傷であり、靭帯・軟部組織を損傷したことをいい、関節に損傷を与えてしまった場合には関節周囲の炎症・損傷がおこります。これらは運動中におこることが多く、損傷をおこすと関節周囲に炎症がおこり、患部が腫れる・患部を押すと痛い・歩行困難・体重をかけると痛いなどといった症状が現れます。ケガをして2~3日たっても痛みがひかない・炎症がひどくなっている場合には骨折や靭帯周囲に大きな炎症を起こしている可能性があります。 捻挫をして、その症状が軽い場合には青あざや赤い斑が見えることがあります。内出血により捻挫した部分が赤く見えるのです。青あざや赤い斑は数日で消滅しますが、炎症の度合により長引くことがあります。 捻挫をした場合には固定が必要となることが多く、損傷部位を固定装置により固定し関節が激しく動かないようにします。固定をしっかり行うことで関節周囲の炎症をおさえ、治りやすくなるのです。固定装置は数週間装着し、できるだけ安静にすることが大切です。 また、捻挫はしっかり治療を行わないとくり返してしまう可能性が高く、完治していない中での運動は捻挫を悪化させてしまう原因となりかねませんので、完治するまでは安静にしていることが大切です。

軽い捻挫か、それとも

足を捻挫してしまうことがたまにあります。少しひねっただけでわざわざ病院に行くという方はあまりいないと思います。しかし、ひねり方がよくなくて軽い捻挫で終わっていないケースがあります。実は骨折をしていたというこや、靭帯に何らかの損傷があるといったりすることがあるかもしれません。 気をつけてみてほしいのは、捻挫をした足の足首のあたりに赤い(もしくは、紫色や黒色のようにも見えます)内出血がないかということと、多少の痛みはあっても捻挫した足を地面について歩くことができるかどうかということです。足首に赤い内出血があったり、足をついて歩くことができないほどの激しい痛みがある場合は骨折の可能性を疑って、是非外科を受診してみてください。いずれにも該当しない場合は、リハビリで症状は改善すると思います。 あるお医者様が、捻挫をするくらいなら骨折したほうがましだというような趣旨のお話しをされていました。それほど捻挫というのはやっかいなもののようです。 サポーターだけに頼っていては応急処置的なものなので、根本的な対策にはならないようです。筋肉を鍛えるなどトレーニングとリハビリによってゆっくり治すことをおすすめします。