捻挫の腫れについて

スポーツをした事がある人で捻挫をした事がある人は多くいると思いますが、私は特に周囲の人より少しばかり多く捻挫をしてきました。私は昔からバスケットボールをしていますが、捻挫を頻繁にしており癖にもなってしまいました。 最もひどく腫れた時は足首の外側の踝付近にある靭帯を二本断裂する寸前までやってしまい、更に剥離骨折も兼ねてしまった時です。その時、足を捻った際はスポーツ中でもあり、アドレナリンでまだ痛みは少しばかりでありましたが、身体は足を着くだけで限界でした。スポーツを終えた時には完全に足首は腫れ、痛みが来た時にはアイシングをしていても痛みも腫れも引きませんでしたし、歩くこともままならない状態でした。 また、捻挫をしても腫れが無くて大丈夫だと思っていたり、癖だからその内治るなどと思って放置した事もありましたが、実際は圧痛といって患部を押すと痛みが出たりして捻挫をしている状態でした。いつも病院の先生に言われていた事が「捻挫はどんな状態でも靭帯の損傷だからね」です。腫れなどなくどんなに軽くても、靭帯を断裂するくらい重くてもどっちにしろ靭帯の損傷ですと言われました。 私はその後ギプスをして松葉杖生活をし、約1か月運動をせずに療養をして完治させました。

捻挫を早めに快復させたいなら

友達の息子さんが、部活の練習試合で怪我をして、足首を捻挫したそうです。練習試合を見に行っていた友達は、とてもあわてて息子さんを病院に連れて行こうとしたのですが、日曜日だったので、付近の整形外科クリニックは休診日でした。けれど、救急車を呼ぶのはためらわれたので、スマホで調べて捻挫の腫れを治す方法を調べたそうです。 その結果、まずは徹底的に捻挫をして腫れている患部を冷やすことがわかったそうです。そこで、息子さんを自宅に連れて帰り、腫れている部分を冷やすことを決めたと聞きました。 まずは、氷水を入れたビニール袋をタオルで包み、捻挫で腫れた患部にあてたそうです。ほかにも、捻挫の腫れを解消するのに最適な冷湿布があるので、ドラッグストアで購入してきたようです。入浴後や就寝中には、冷湿布を使用したと言っていました。その時に、テーピングや包帯を用意しておくと便利なようです。 幸いにも、友達の息子さんは三日ほどで完治しました。ひたすら患部を冷やし続けたのが良かったみたいです。けれど、捻挫の腫れが引かない場合には、剥離骨折などを疑った方がいいそうです。早く完治するためにも、ただちに医療機関で治療を受けることが大切であると、友達が話していました。

捻挫で腫れた時の対処法

『捻挫』というのは「ねじったりくじいたり」した時に起きる現象の一般用語です。骨と骨を繋ぐ靱帯や関節を包む関節包が、可動域を超えた運動から損傷し、熱や腫れ等の炎症を引き起こします。 先述の通り、関節が許容できる範囲を超えた運動の強要により強い痛みを伴った腫れ等の炎症症状が発生するのですが、場合によっては骨折や靱帯断裂(捻挫は靱帯損傷に当たる)という、より重い症状が併発することがあります。捻挫と思い自然治癒に任せ、運動障害が残ってしまったり関節の変形が発生する恐れがあり注意が必要です。どちらも腫れ上がったり似た症状が出るので思い違いをしがちです。 腫れが引き症状が改善されてもしばらくはサポーターなどで負担軽減に努め、俗に言う捻挫癖が付かないように注意が必要です。 これらのことから捻挫に対する対処方法としては、俗なことではありますが運動前によくストレッチをして解し、急な負荷を掛けないことです。また、捻挫をしてしまった場合すぐに患部を冷やし、堅めすぎない程度にテーピングなどをして固定する(堅めすぎると関節の可動域を狭める後遺症が出る場合があります)。そして、早期に医者にかかるようにすることです。 ちょっと腫れている程度だから、という素人判断が一番危険なことであり、軽々に判断してはいけない症状です。

できるだけ早く捻挫を治す

足首を捻挫すると、一日でも早く腫れや痛みを取り除きたいものです。 そのためにはまず、患部を固定しつつ、十分に冷やし、安静にすることが大切になります。 だからと言って、二十四時間アイシングをしていれば良いのかと言うと、そうではありません。特に腫れのある捻挫の場合は、最短で三十分、最長で一時間を目安にしてください。その後、ニ、三時間ほどやめます。これを最低でも二日間繰り返します。面倒だと感じるかもしれませんが、腫れや痛みを最小限に抑えるための方法なのです。よく冷たい湿布を貼る人がいますが、捻挫の治療には氷のうを使う方が効果的です。 捻挫をした足首は、不安定になり、痛めている方へと動きます。そのため、48時間の冷却の後は固定具などを使い、できるだけ動かさないようにし、更に足を高くしておきます。 靭帯というのは、一度損傷してしまうと、しっかりとくっつくまでに二週間はかかります。例え痛みや腫れがなくても無理をしてはいけません。捻挫は癖になりますから、くれぐれも油断は禁物です。 尚、あまりにも症状が酷い時は、我慢をせず専門の医師の診断を受ける必要があります。靭帯が切れていたり、骨折していることもあるからです。