大人になってから滲出性中耳炎になった体験談
発症時期・初期症状について
発症時期は30代になってからでした。幼少時に中耳炎で耳鼻科に通っていたということもあり、風邪になるとすぐに耳の聞こえが悪くなっていたのですが、30代を迎えたあたりから鼻の通りが悪くなると同時期に耳の状態が悪くなり、痛みも併発するようになりました。
発症内容・医師診断について
明らかに病状が悪くなっていると判断した私はすぐに近所に出来た新しい耳鼻科を受診しました。すると滲出性中耳炎であると診断されました。幼少時、耳鼻科に通って以降、私はあくびをすると鼓膜がバチッとなり、張ったような感覚を覚えたことから、鼻を強くすする癖がついていたのです。それが悪かったらしく、医師からは「鼓膜が引っ込んでるねえ」と言われました。元来、人間の鼓膜は張った状態らしいのですが、引っ込んでいるということが不思議だったようです。
治療自体は簡単なものでしが。医師からは「滲出性中耳炎は鼻の通りを良くすれば自然に治まるよ」と言われました。滲出性中耳炎は鼓膜の内側に鼻水のような水が溜まり、それが通りを悪くするということで、まずは鼻を治すことが先決だとのことでした。
風邪の影響もありますが、それ以上に花粉症の影響も多々あったので、すぐに鼻へ薬を入れてもらい、その後は鼻の吸入をしました。処方された薬は点鼻薬とアレグラでした。
経過・その後の状況
診断後の経過はみるみる良くなっていきました。まず医師の言う通り病院での診察後、鼻に吸入をし、帰宅後に点鼻薬を入れ、1日2回アレグラを飲むと、数時間後にはたちまち鼻の通りが良くなり、当日の就寝前には普通の状態に戻っていました。翌朝、耳の状態はかなり良くなり、1週間から2週間程度で鼻炎や中耳炎は治りました。
耳の感じが良くなっていくのが自分でもはっきりとわかるぐらいだったので、やはり迷ったらすぐ耳鼻科に行くことだと痛感しました。
その後気を付けていること
その後は鼻の通りに気をつけるようになりました。
また、医師から「あまり耳垢を取り過ぎないように」との指示を受けました耳垢を摂り過ぎるとかえって耳に悪いのだそうです。それから耳垢を取る機会を少なくしたところ、症状は改善していきました。