乳がんの痛みについて

乳がんは女性の癌発症の上位にあり、20~30代の女性にも多いといわれています。また、自分で乳房を触ることや鏡ど見たりすることがあまりないことから、気づきにくいと思います。 乳がんの発症に気いたのは、肩の痛みを生じたからでした。初めは肩の痛みを感じた為、肩こりだと思いマッサージに通いましたが、翌日に肩が上がらないほどの痛みを感じました。自分が乳がんだと思っていなかったので、不安でした。そこで、少し胸のあたりを触ると、ビー玉大物に触れ、乳がんかもしれないと感じました。 不安を感じたまま、乳腺外来に行き、医者が触診を行うと乳がんであり、悪性であり可能性が高いとのことで、すぐに検査を行いました。 肩の痛みが出る1年前くらいに、乳がんの検診を受けていたのですが、そこでしこりについて医者が現在授乳中か聞かれ、実際授乳中であった為そのしこりであるとのことで検査など行いませんでした。痛みもなかったため、何も感じることなく普通の生活を送っておりました。 癌は3人に1人がなるといわれているのですが、実際に自分がなっているとは思いたくないこともあり、検査を積極的に受けたりはしない方も多いと思います。早期発見なら、すぐに治療して完治するので検査は、積極的に受けることが大切だと思います。

乳がんと闘った友人

乳がんを患った友人の話です。私たちは職場の同僚で、よくお昼ご飯を一緒に食べに行く仲でした。ある時、オフィスの近くにあるレストランでいつものように一緒に昼食をとっていると、友人がふと、乳がんが見つかったの、となんでもないことのように言いました。 私はしばらく反応できずに固まっていたのですが、その様子を見た友人が、幸い手術で取りきれる程度のものだから心配しないで、と笑顔で言葉をつなぎ、痛みとかも無いから正直実感も無いと付け加えました。その様子に私も想像しているほど深刻な状態ではないのだと思え、治療が始まったら支えることを約束しました。 しばらくして手術の日取りが決まり、友人は休暇をとって入院しました。仕事をしている間は不安なそぶりなど全く見せなかったのですが、家族に対しては少し弱音も吐いていたそうです。私は手術日には仕事が入っていたのですが、退勤後はすぐに病院に向かい、手術を終えた友人を見舞いました。 その後は順調に回復し、2年ほど経った今も再発することなく元気に過ごしています。乳がんというと不治の病というイメージがあったのですが、友人はがんによる痛みに悩まされることも無かったため、こうやって回復していく人も居るのだと知ることができました。

乳がんの痛みの症状とは

乳がんは放っておくと、そのままがんが進行してしまって、場合によっては乳房を全部切除しなくてはいけなくなったり、最悪の場合、命を落とす危険性もあるので注意が必要になってきます。 ですから、乳がんを予防するためには、いち早く乳がんの初期症状に気付いたら医療機関に行って検査をするということが大事になってきます。 乳がんの初期症状としては、しこりなどが乳房の周りにできたりしますから、その際に自覚症状として感じることができます。また、しこりなどが大きくなってくると痛みの症状となって現れてくるようになります。もしも、痛みの症状が起こった場合は、乳がんの可能性も出てきますから、放っておかずに検査を受けることが重要です。 乳がんの検査としては、マンモグラフィー検査や超音波検査などを行っていきますが、事前に触診などを行って、しこりの状態を確認します。しかし、しこりや痛みの症状があったとしても、必ずしも乳がんであるとは限りません。もしかしたら、良性の場合もありますから、必要以上に不安に思う必要はありません。また、早期発見であれば、簡単な治療で完治させることができますから、できれば定期的に検査を受けるということも大事になってきます。

乳房の痛みが出たらすぐに検査を

乳がんは近年、患者の若年化が進み、20代で発症する人が多く見られます。 乳がんは、初期ではほとんど自覚症状は出現せず、進行期に手で感じる乳房のしこりや痛みなどが症状として出ることがあります。 乳房に痛みを感じる場合、必ずしも乳がんが原因で痛いということばかりではなく、その他の原因から来る痛みもあるのです。良く、勘違いされるのは肋間神経痛という症状で、肋骨に沿って神経が走っており、筋肉疲労や無理な体勢により痛めるなどが原因によりこの症状が起こり、この痛みが乳がんではないかと勘違いする人が多いです。乳がんによる痛みは進行している状態で起こり、遠隔転移と言って、肺や肝臓などに転移することがあり、また、背骨などへの転骨移することもあります。骨転移した場合、転移部分を中心に腰痛のような痛さが出て、がんの浸潤と共に痛みが増し、背筋を伸ばすことが出来ないくらい激痛に襲われることがあります。 骨転移は、骨シンチグラフィーという検査により発見が可能で、骨転移している場合、放射線治療を行うことがあります。 痛みの出方や出る部分で医師は乳がんであるか否かを推測し、診断を確かなものとするために、様々な検査が行われます。