ステージ4余命半年のはずが!

2013年の夏の暑い盛りに、7年前に患った乳がんが再発しており、初期では背骨に痛いという症状があり、腰痛が出たのかと思っていました。 接骨院に通い電気治療を行うも痛いのは改善せず、整形クリニックにて診断を受けるも、検査する機器がないのを理由に、紹介状により公立の総合病院を紹介されることになりました。痛い理由が腰痛であると思いこんだいたのですが、検査の結果を聞くと、乳癌がんが背骨に転移していることが告げられ、また、乳がんの転移は肝臓にも認められると告げられました。 乳がん発症から7年が経過しており、再発することは無いと思っていたため、ショックが隠しきれず、震えすら感じました。 乳がんの骨転移に対して放射線治療を行うことの説明があり、放射線にて背骨のがんに照射が始まると、3回以降の照射から徐々に痛いという感覚が和らぎました。その後、背骨への照射が終わると、次に抗がん剤治療が始まり、吐き気と辛さから食欲がなくなり、体は衰弱しました。 途中から遺伝子検査が行われました。ハーセプチンという分子標的薬が投与されると、ハーセプチンが肝臓に転移した乳がんに効果を現し、CTで確認するとがんが確認できないくらいに縮小していました。 痛い症状や辛さがなく、現在まで定期的な治療を行っており、命が延びています。

乳がん手術から再建まで

友人が乳がんだとわかったきっかけは乳首が痛い事からでした。 乳首にチクチクした痛みが始まり少しすると乳首から何か液体が漏れている事に気がつき驚いて婦人科を受診したそうです。 早速レントゲン検査が行われましたがはじめは乳腺炎との診断結果でした。しばらく様子を見ることになりましたがその後も乳首が痛い事から乳腺科のある病院を再受診したそうです。 すると医師からレントゲンの様子から乳がんの可能性が高いと言われたそうです。それから小さな腫瘍が三カ所見つかった事から精密検査を受けました。 結果は残念ながら乳がんで乳腺からきているガンの為乳首も全て除去することになってしまったそうです。 一部温存も出来なかった事から乳房ごと全て摘出したのですが、腹部の一部を切り取り胸部に同時移植することで乳房を再建することが出来たそうです。また、乳首は後に自分の軟骨から作り縫い付けることで以前と変わらない左右のバランスの良い乳房を再建出来たそうです。乳輪は美容形成外科で綺麗にいれずみをする事ですっかり元通りになりとても良かったと言っていました。大きな病院だったので各科で連携して再建治療まで行って貰った事が満足いく結果になったのだと話していました。

痛いと感じる乳がんの症状とは

乳がんはしこりができても痛いと感じることはほとんどないと言われていますが、まれに痛みを感じることがあります。乳がんは痛みが出ないと思い込んでしまうと、初期に発見することが困難になるため、痛いこともあると思っておいた方が良いでしょう。 乳房がチクチクした、刺すような痛みがあったなど、がん細胞が浸潤し始める頃に痛みが発生することがあります。これは必ず乳がんの症状ではなく、乳腺炎などの良性疾患であったり、帯状疱疹の可能性もありますが、乳がんであるサインの可能性もあるので、痛みがある場合は受診すると安心です。 炎症性の乳がんの場合、乳頭やその周辺の皮膚が熱感を持ったり痛みを感じることがあります。また、むくんだり腫れる、オレンジの皮のように毛穴が目立ってくるなどの症状が起こりやすく、急性の乳腺炎と似ていますが、乳がんの可能性があります。 乳頭周辺がただれる、発疹ができる、かゆみや痛みがある場合、パジェット病である可能性があります。非浸潤性なので、早期発見できればほぼ完治できます。 乳房の痛みや皮膚の異常が現れた場合、皮膚炎や乳腺炎だけではなく、乳がんの可能性も疑いましょう。胸を押したり、刺激を与えなくても痛みが続く場合は病院を受診することが大切です。

乳がんは早期発見!

近年患者数が増加している病気に「乳がん」があります。乳がんはほとんどが女性にできますが、男性にもできることがあります。 症状としては、普通は痛いと感じることはありません。偶然乳房の中にしこりを発見したり、まれに痛みがあったりするので、医師を訪れる必要はあります。しこりはかたく押しても痛いと感じることはありません。動かすとしこりが乳房のなかで動く感じがして、時期が経つとがんが周囲に広がって、しこりの動きが悪くなってきます。 がんはリンパの流れや血液の流れに沿って広がるので、脇の下や鎖骨の上、胸骨のそばのリンパ節へ転移することがあります。また、肺、骨、肝臓などへ血液を経て転移します。転移の可能性は、手術ができるかできないか、手術のあとで再発を起こしやすいかどうかに直接関係するのでとても重要です。 乳がんは早く見つけて早く手術されるほどいいので、自分で普段から確認することが必要です。ですが、痛みがないので、気がつかないので、発見を遅らせてしまうことがあるのです。しっかり自分で確認するためには、自分で乳房をときどき触れてみましょう。鏡の前で、乳房の形や大きさ、色、こぶがないか確認しましょう。早期発見が必要です。