乳がんは早期発見が重要

乳がんは早期発見ができれば、完治させることも不可能ではないがんの一つです。しかし、中には検査を受けないまま、後から気づいた時にはもうすでにがんが進行してしまっている状態であるようなケースも少なくありません。ですから、自分の中で、少しでも身体の異変に気づいたら、すぐに医療機関を受診することが大事になってきます。 乳がんの場合は、自覚症状として実際に自分の手で触って確認することもできるので、他のがんと比べれば異変に気づきやすいとも言えます。そこで、どのような状態であれば、乳がんの自覚症状といえるのかというと、まず代表的なものとして、乳房のしこりを挙げることができます。 乳がんを発症する人の多くは、乳房の周辺にしこりができることが多く、自分で触ってみてしこりがあると思った場合は、すぐに検査を受けた方が良いでしょう。また、しこりができるのは必ずしも乳房の周辺とは限りません。例えば、わきの下や首の下などにできるしこりも乳がんである可能性があります。 このように、しこりは乳がんの症状として代表的なものといえますが、その他にも乳房が痛くなるというのも自覚症状の一つであると考えられます。これは、自覚症状としては非常にわかりやすいですから、すぐに異変に気付くことが可能です。

友人の乳がんの自覚症状

私の友人は最近乳がんを発症してしまいました。そして何が乳がんの発見に繋がったのかと言うとある日何気に自分の胸を手でさわっているとかたい小さなしこりが手にあたる自覚症状があったと言っていました。 そしてそのような自覚症状は乳がんの可能性があると以前雑誌やテレビで目にしていた姉は直ぐに病院を受診したのだと言っていました。そして他に自覚症状は無かったのかと聞いてみるとしこりがある以外は全く異常は感じられなかったらしいです。 そして姉の場合まだ乳がんが他の部位に転移している事もなくしこりを切除する手術のみですみました。しかし乳がんが再発してしまう可能性もあるので姉は半年に一度は乳がん検診を必ず受けています。そして姉自身は早期発見に繋がったしこりの存在に気づいて本当に良かったと言っています。 そして痛みや出血等の自覚症状が全くなかったので私にも胸に不自然なしこりが無いかをチェックする様に求めてきました。これは胸に円を書く様に自分で触診を行う方法でもし乳がんの可能性があれば指にかたいしこりがあたる様です。この触診方法を知っている方は案外多くこの方法でがんを発見した人は沢山いるようです。 そして胸のしこりは自分でも分かりやすい自覚症状ですので女性なら一度は試してみたいものです。

乳がんの発見のポイント

がんは一般的にステージが進まなければ痛みなど自覚症状はなく、検査で見つかることが多いと認識されがちですが、乳がんは他の臓器と比べ自分でも見つけやすいがんです。 乳がんはやはり自分で触診・視診で見つけやすい部位で、よくある自覚症状としては何かしこりがある、胸にくぼみやひきつれがあるといったものがあります。これらはしこりが5mm~1cm程度より大きいと見つかることが多いです。もし、浸潤がんである場合は、乳頭がただれたり、つまむと膿など分泌物が出る、乳房が赤くただれたり痛むといった自覚症状で発見されます。 また、乳がんは進行するとリンパ節転移や他の臓器への転移もしやすいため、リンパの腫れ・腕のしびれなどの自覚症状で気づくこともあります。乳房を切るのが嫌だ・怖いという理由で受診を先延ばしにした結果、そのような状態になることもありますので、できるだけ早く医療機関に行くことをおすすめします。 乳がんは早期であるほど助かる確率も上がります。比較的見つけやすいがんであるとはいえ、初期でしこりがかなり小さいとなればやはり自覚症状がないことが多いため、定期的に乳がん健診を受け早期発見・早期治療に努めることが大事です。