打撲の後遺症、神経痛

小学生中学年の頃に体育の授業で肩にボールを受け、打ちどころが悪かったのか痛みが強くそのまま保健室で手当を受けました。2~3日経っても腫れが引かず痛みが続くようなら神経を損傷しているかもしれないので病院に行くようにとのこと。ですが打撲なんて日常茶飯事ですし、親も自分も大事とは思わず冷やして腫れと痛みが落ち着けば大丈夫だろうと考えていました。 やがて肩の腫れも引きその後は何もなく日々を過ごしていましたが、成人し数年経ってから肩が針で刺されたようにチクチクと痛むことがでてきました。 調べてみるとどうも神経痛に近い症状。寒い時期や空調で冷えると特にひどく、痛みが続くと動かすのも億劫になるほどで整形外科を受診。その結果、打撲による後遺症の神経痛と診断され十数年前の怪我が響いてくるなんてと驚いたものです。 よくある怪我だと安易に判断をせずすぐに専門機関を訪ね、適切な処置を受けるようにしようと痛感した出来事でした。

打撲の痛みが続くと、色々な意味で神経を使って困る

中学生の頃、私は少林寺拳法を学んでいました。ある日、友人と柔術の練習をしていると、友人が足を滑らせ、そのまま一緒に転倒ました。その時右腕をおもいっきり床にぶつけてしまい、立ち上がろうとすると右腕に激しい痛みが走りその場で大泣きしながらうずくまりました。師範に見てもらうと右腕全体に、真っ赤になるほどの打撲痕が浮かび上がっていました。 救急車で病院に搬送され、診断の結果は打撲による神経の断裂と言われ全治3ヶ月と告げられました。 それからは当然道場にも行くことができず、右利きだった私はしばらく慣れない左手を使うことになり食事やお風呂でさえ不便な思いをすることになりました。おまけにいつもの癖で右手を少しでも動かそうとして右腕の神経にびりっと電気が走るような痛みがきてもう治るまで毎日嫌な思いばかりでした。 3ヵ月後、ようやく右腕も回復し再び道場にも行くことができるようになりました。技の練習中は右腕に違和感がありましたが、時間が経つにつれてそれも無くなっていきました。しかし、もうあんな体験はこりごりです。

打撲で神経が麻痺しちゃった

わたしは、夏休みに、部活の息抜きとして、しっぽとりゲームを部員全員でやっていました。 わたしは逃げる役で、あまりしっぽを取られたことがなく、いろいろな人にマークされていました。 この中には、たくさんしっぽを取ることが出来る人もいて、どうやって逃げようか考えていました。今ならいけると思い、マークしている人の間を、ダッシュで抜けようとしました。でも、みんなも同じようにダッシュしたのでわたしはマークしている人のしっぽをとることにしました。一対一で同じタイミングでしっぽを取ろうとした私とあいては、鼻と肩がぶつかり、わたしは、鼻血を大量に出しました。相手はどこも痛くないと言われ、安心していましたが、わたしは、鼻の激痛で、氷で鼻を冷やして神経を麻痺させておくことになり、その後、病院に行く頃には神経が麻痺して、痛いのかわからなくなっていました。診察室に入ると、打撲か骨折かわからないのでレントゲンを取ってみます。と言われました。が、診断結果は打撲で骨折ではないと言われ、みんなを安心させることができました。

打撲による神経の損傷は回復に時間がかかります

雨の日にショッピングモール内の濡れた床で滑って転倒しました。左ひじを床にぶつけ、その瞬間指先にかけて電気が走ったような感覚を味わいました。店員さんの手を借りて立ち上がり、格好悪かったので足早にその場を立ち去りました。 帰宅してから左ひじを見ると腫れていることもなく、また青アザもできていなかったのですがズキズキ痛み、小指も痺れていたのでとりあえず湿布を貼ったのですが、その日は肘がズキズキ痛くてほとんど眠れませんでした。翌日も朝から肘が痛く、指の痺れも治まらなかったので、もしかしたら打撲した拍子に骨折したのかもと心配になって整形外科で診てもらいました。 レントゲン検査の結果、骨に異常はなく打撲による神経(尺骨神経)の損傷で、小指の痺れもそれが原因と診断され、内服薬と痛み止めをもらいました。医師から神経の回復には時間がかかるので焦らないようにと言われ、実際に痛みと痺れが消えるまで2ヵ月近くかかりました。

自転車で事故に合い打撲して腕神経損傷

2年ほど前、自転車で車と接触し、腕を強打してしまいました。病院に行くと、レントゲンやMRI、神経伝導速度検査の検査を行われ、打撲と診断されました。 それから、打撲の傷みはひいて行ったのですが、腕から肩にかけてしびれ、腕を上げられないようになりました。交通事故に合うと、しばらくしてから症状がでてくることがあると聞いていたので、もしかしたら神経をやられているのかもしれないと、再度病院で検査してもらうことにしました。しかし、検査結果に異状はなく、回復するまでに時間がかかるかもしれないと言われました。 セカンドオピニオンをと思い、別の病院で診察してもらうと、腕神経損傷と診断されました。しかし、自然回復が期待できるとし、回復するのを待ちながらリハビリをする治療法をとることになりました。結局半年ぐらいでしびれも取れ、腕もしっかり上がるようになりました。この経験において、セカンドオピニオンは大切だなと思いました。