強い足の臭いと水虫

私は強い足の匂いに悩まされていました。その匂いはとても強い物でその匂いを何かに例えれば納豆の様な匂いです。 そしてその匂いは突然気になりだし私は加齢臭の一種かとも思っていました。 そして匂いを除去する効果のある石鹸や消臭スプレーを使用してみましたが全く効果はなく帰宅してから直ぐに足を洗わなければカーペットに匂いがうつってしまう程でした。 そしてある日足の指に目をやると水泡のような物が出来ていました。そして私は皮膚科を受診したのですが、医師は直ぐ様水虫を疑いました。そして顕微鏡で詳しく検査をしてもらうとやはり水虫の原因である真菌が見つかりました。 そして今まで私が気にしていた足の匂いも水虫が原因だとの事でその日から私は真菌をなくす為の薬を塗る様に言われました。そして薬を塗り始めて直ぐにあの強い足の匂いは消えて行きました。しかしこの水虫は中々しつこいもので病院へ行くたびに検査を受けるのですが中々菌が消えず完治するまでに半年もかかりました。 この水虫は発症すると完治するのに時間がかかるので発症しない為には日頃から予防も必要です。通気性の良い靴下を履いて、スリッパやバスマットの共用にも気を使う必要もあります。

同僚から聞いた水虫の検査

会社の同期が「病院で検査してもらったら水虫だった」と言うので、その時の話を詳しく教えてもらいました。 長年、足の裏やかかとの部分が、白くひび割れのようになっていたそうですが、特に痒い訳でもなかったので市販のクリームなどでケアしていたそうです。彼は、まさか自分が水虫だとは思っていなかったそうですが、立ち仕事のため足の裏に魚の目ができてしまい、皮膚科を受診した際に先生からの提案で水虫の検査をすることになったそうです。 検査というと何だか怖そうですが、実際は足の裏の皮膚を少し取るだけで、全然痛みもなかったそうです。採取した皮膚を顕微鏡で見て、水虫菌が見つかれば水虫と診断されるそうです。検査結果もその時にすぐ教えてもらえたそうです。 自分が水虫だと診断されて驚いたそうですが、痒くないタイプのものもあると説明を受けて納得したそうです。彼の場合は飲み薬はなく、塗り薬のみを根気よく塗り続けたところ、今まで何をしても治らなかった固くなってしまったかかとのひび割れが改善してきたそうです。 彼には子供が生まれたばかりだったので、子供が歩くようになって水虫が移ってしまう前に治療ができて良かったと、今では検査してもらったことをとても喜んでいます。

KOH検査をしてくれる皮膚科へ

水虫の原因となる白癬菌はケラチンがあり、高温多湿の環境が整えば、どこにでも寄生をするもので、つまり水虫はからだのいたるところにできる可能があるのです。白癬菌がもっとも棲みつきやすく患者数が最も多いのが足にできる水虫で、足白癬といわれ土踏まずや足の側面に水泡ができるものと、足の指と指の間にできるもの、足の裏全体やかかとにできるものに分けられています。 いずれも、素人判断をせずに医師にかかるのがよく、真菌症の顕微鏡検査をおこないます。この検査は水虫だけでなく、カンジダ症やクロモミコーシスなどほとんどの真菌症の診断に役に立つものです。検査は患部の角質層を削り、それを強アルカリで軟らかくし、その角質層を顕微鏡で見て菌を探します。 菌は種類によって特徴があり、たとえば、白癬菌は糸のような長い菌糸が伸びていて、竹の節のような隔壁がところどころにあり、また菌の勢いがいいと隔壁がたくさんでき、それぞれの細胞が数珠の玉のように丸くなり一つ一つが離れて飛び散るのです。 皮膚科へ行けばその場でみてくれますので、水虫かどうかの結果は数分でわかります。ただし、中には水虫だと疑って来院しているのに検査をしない医師もいますので、KOH検査をおこなってくれる皮膚科を受診することが大事です。

水虫は検査すればすぐに分かる!

かゆいとか皮がめくれると、「水虫かな?」と感じるものです。病院に行くのが億劫だったり、恥ずかしかったりして、自己判断で薬局で水虫の薬を買って使う人もいるかもしれません。しかし、一見水虫のようにみえて、実はまったく違う病気ということもよくあるのです。実際、皮膚科に訪れた人のうちの、約3分の1が「水虫ではなかった」という診断を得ているといわれています。 検査すればすぐ分かるのですが、水虫に似た病気には何があるのでしょうか?まず「汗疱」が有名です。いわゆる「あせも」ですが、小さな水ぶくれができ、これが足の下にできると水虫と勘違いしてしまうことがあります。ほかにも、疥癬虫によっておこる「疥癬」は、ダニが角質層に入り込み激しいかゆみを伴うものです。さらに、皮膚カンジダ症や貨幣状湿疹、脂漏性湿疹、環状紅班など、見た目や症状が似ているものが多々あります。 これらは、検査すればすぐに分かるものです。皮膚科で皮膚を少し切り取り顕微鏡で観察すると、水虫であれば「白癬菌」がみつかります。 自己判断のせいで、いつまでも不快な症状に悩まされることもあります。正しい治療で、早く完治するためにも、まずは検査を受けるほうがよいでしょう。