20代で糖尿病予備軍

私は、小さい頃から甘いものを食べるのが好きで、どうしても間食を我慢することができませんでした。甘いものを食べすぎてしまうと、さまざまな病気になるリスクが高まることは分かっていたのですが、欲求には勝てなかったのです。コーヒーや紅茶を飲む時は、必ずシュガーを入れるようにしていました。シュガーの量についても、普通の人が使うのと比べて多いという自覚はありました。しかし、甘くないと飲むことができないため、シュガーを減らすことはなかったのです。そのため、10代のうちから体重は増える一方になっていました。ただ、10代の間は太ってしまうだけで済んでいたので、あまり病気の心配はしていなかったのです。しかし、20代になってからは太るだけの問題ではなくなってしまいました。健康診断を受けてみたところ、血糖値が高いことが分かったのです。24歳の段階で、糖尿病予備軍の状態になってしまいました。真剣に対策を考える必要に迫られたのです。

30歳になっても戦いは続く

医師と相談しながら、シュガーを減らし、血糖値を下げることに成功しました。30歳になって、20代の頃よりも体重を減らすことができています。まだ太っている体型であることには変わりがないのですが、肥満の状態ではなくなりました。なんとか糖尿病予備軍だった状況から脱却することを目指し、30代でも戦いを続けていくことにしています。20代までは、甘いものを減らすことが大変で、間食しないとストレスが溜まってしまう日々でした。しかし、少しずつ間食を減らし、規則的な食事をするように心がけてきたところ、ストレスは減ってきました。間食に頼らずに生活することができていて、気持ちの面でも安心感を持つことができています。飴についても、気分転換に舐める程度になっています。毎日の食事では、できるだけ身体に良いものを取り入れるようにして、健康増進を図っています。糖尿病のリスクを考えずに済む日が来ることを願い、さまざまな取り組みに力を入れています。

20代後半で不安が強まる

27歳の頃には、糖尿病のリスクが更に高まり、いよいよ真剣に対策を立てる必要に迫られました。私の場合、あまり意志が強くないタイプなので、糖尿病の対策は診察を受けていた医師に任せることにしていました。リスクが高くなっている状態なので、医師のアドバイスを無視することはできなくなりました。20代半ばまで、全く減らすことができなかった間食を、少しずつ減らすように努力したのです。以前から甘いものを減らしたいとは考えていて、よく舐めていた飴をノンシュガーのものに切り替えていました。ノンシュガーの飴は、シュガーが入っていないから糖尿病のリスクは小さいと安易に考えたのです。しかし、ノンシュガーの飴にしただけでは意味がないということを知りました。ノンシュガーというのは、シュガーは使われていないものの、人工の甘味料が入っていることが多いのです。甘味料を大量に摂取しているのでは、糖尿病のリスクを軽減させることは難しいとのことでした。

糖尿病と戦う日々

私は、甘いものを食べたい欲求は強いものの、健康な生活を続けたい気持ちも強く持っていました。健康に生きるためには、糖尿病などの症状が出ないようにしなければなりません。そのため、さまざまな対策を立てて糖尿病と戦うことにしたのです。病院での診察を受ける頻度が少ないと、どうしても間食が増えてしまいます。医師と話をする機会があれば、決意を固めることができるので、病院に行く回数を増やしました。受診する日を決めて、定期的に病院を訪れるようにしたのです。診察の際に、どのような食事をしているか、間食の回数・量、シュガーの使い方など、さまざまな話をしました。人口の甘味料は、シュガーと比べると血糖値を上げにくいものです。しかし、全く影響がないというわけではないため、人工の甘味料も減らす努力をしています。飴を舐めることで、甘いものを減らすことはできていましたが、より真剣に戦うためには飴も減らしていく必要があるのです。