発症時期・初期症状について

発症時期は社会人1年目の夏でした。学生時代時代からやっていたラグビーの試合で鼻を強打し、鼻骨骨折をしてしまいました。久しぶりの運動で体が重く鉛のような感じでした。集中力が切れかかっていた時、鼻に強い衝撃があり大量の鼻血を流していました。一時退場をし止血し、またすぐに戦線復帰しました。     試合後はいつも体が痛いことが普通のラグビーなので、鼻の痛みも数日で引きだろうと高をくくっていました。

発症内容・医師診断について

そして翌日、ズキズキとした痛みと腫れを感じながら会社に出勤するとみんなから予想以上に驚かれてしまいました。同僚から鼻が曲がっていると言われ、上司からも午後休みを取っていいから病院に行ってきた方がいいと助言をもらったので、渋々ながら会社近くの病院に行きました。レントゲン撮影して診察室で言われた診断は鼻骨骨折でした。それでも放っておけば治りますよねと聞いた私に、医者は呆れた物言いで、すぐに全身麻酔で手術が必要だから入院の準備をしてくださいと言われました。     突然のことで頭は真っ白になってしまいました。その足でセカンドオピニオンとして地元の行きつけの病院に行きましたが、診断は同じでした。しかしこの病院はスポーツ選手が多く通い、鼻骨骨折の手術も多く行っているとのことでした。そしてプロのスポーツ選手は局部麻酔で日帰り手術を行うと聞いて、それをお願いしました。    仕事を1週間も休むこともできませんでしたし、なにより初めての手術で全身麻酔というものを恐れていたのです。医者からはかなり痛いから覚悟が必要だよと言われましたが、快諾しました。

経過・その後の状況

手術は鼻にガーゼを詰める麻酔を最初にし、鼻が少し麻痺してからより強い麻酔を口の中に注射でし、より奥まで麻酔がかかるように施されました。陥没し、曲がってしまった鼻の中に特殊な器具を入れ、ボキボキと元に位置に力一杯戻されるのです。     術後、鼻の中にはギブス代わりに奥深くまでガーゼを入れられます。このおかげで鼻水は止まらず、ご飯は味を感じず、ずっと頭痛がひどい状態が3週間ほど続き、やっとガーゼを病院で取ってもらいました鼻も無事に元通りになっていました。

その後気を付けていること

鼻の骨が弱くなっているということを医者から言われたので、鼻はかむときは気をつけて優しくするように心がけています。またスポーツの時も鼻をぶつけないように細心の注意を払っています。