クローン病の合併症で腸性肢端皮膚炎に
クローン病の合併症で腸性肢端皮膚炎に
私は大学時代からクローン病を発症しており、投薬治療と食事療法による治療を続けていました。
下痢や腹痛などの症状は完全にコントロールできている状態だったのですが、つい最近になって、四肢の末端部に皮膚炎ができたり、口内炎ができやすくなったりなどの症状がありました。これはクローン病に関係のあるものなのかを思い、主治医に相談してみたところ、腸性肢端皮膚炎との診断を受けました。この病気は血清中の亜鉛が不足することによって起きる病気であり、消化管に対して持病がある人なら珍しくない症状だと教えてくれました。クローン病の治療と並行してこの症状についての治療もすすめられることになり、亜鉛の薬を一ヶ月ほど摂取することになりました。薬を飲み始めてからは、皮膚炎や口内炎などの症状もどんどん回復していき、腸性肢端皮膚炎の症状はなくなりました。私の持病だと腸性肢端皮膚炎になりやすいということがわかったので、これからも注意して過ごしていこうと思っています。
腸性肢端皮膚炎の症状が出てきた時の治療方法
潰瘍性大腸炎の持病を抱えており、普段から食生活に気を配ったり、医師から処方されている薬をきちんと飲み続けていたのですが、最近お腹の症状だけではなく、気になる皮膚の症状も出てくるようになりました。それは手足の末端部に皮膚炎ができており、心なしか口内炎も増えているような感覚になったのです。最初は一過性のものかと思い、何も考えていませんでしたが、どんどん皮膚炎や口内炎の症状も強くなっていったので、とりあえず潰瘍性大腸炎の定期検診の時に医師に相談することにしました。
すると医師から血中の亜鉛の濃度がかなり低下しているので、投薬治療をする必要があることを教えられました。診断された病名は腸性肢端皮膚炎で、やはり腸から来る皮膚の病変でした。腸性肢端皮膚炎の治療には亜鉛の摂取が最善の治療方法なので、その日から医師に処方してもらった亜鉛の処方薬を服用することになりました。服用を続けていくと一ヶ月ほどで腸性肢端皮膚炎が治りました。
腸性肢端皮膚炎の症状について
生まれつきお腹が弱かった私は、小学生の頃にはクローン病と診断され、難病と立ち向かって生きていたのですが。
最近下痢や腹痛以外の症状で少しだけ気になるところが出てきました。それは手足の指先の皮膚の炎症です。最初は乾燥肌かと思っていたのですが、ハンドクリームを塗っても良くなる気配はなく、どんどん痒くなっていき、耐えられなくなったので皮膚科に行きました。皮膚科医に持病のクローン病があることを伝え、皮膚の状態を観察してもらうと、この症状は腸性肢端皮膚炎だと診断されました。亜鉛不足によって起こる病気であり、腸に何らかの疾患を抱えている人や、先天的になりやすい人がいるということを教えてくれました。私の場合原因はもちろんクローン病だったので、腸性肢端皮膚炎の治療方法は亜鉛の薬の摂取ということになりました。皮膚科医から処方してもらった腸性肢端皮膚炎の治療薬を服用し続けた結果、完治させることができたので、今では症状も出ていません。
腸性肢端皮膚炎を発症して生活スタイルを一新
僕は、高校卒業と同時に夜の歓楽街にデビューし、接客業に従事していました。長年に渡ってアルコールが傍らにあり、仕事上の事情で尋常ではない量を飲酒する習慣を持っていました。
45歳を迎えようとした頃から、20代の時には考えられない体調不良が度々起きるようになり、慢性的なアルコール中毒に陥っていました。断酒しようと思いながらも実行できずにいる中、薄毛、激しい下痢症状、口周囲や指先の水ぶくれ等に悩むようになりました。生活が着実に退廃している危険性に恐怖を感じた僕は、かかりつけの医院を受診しました。カウンセリングと診察の後、亜鉛の吸収障害によって腸性肢端皮膚炎を引き起こしている旨が医師から説明されました。
腸性肢端皮膚炎の治療にはアルコールの過剰摂取だけでなく、喫煙も是正する必要があり、健康体になるために必死に飲みたい吸いたい気持ちを抑制しました。また、食事のバランスに注意するようになり、新しい自分へと生まれ変わるための良い分岐点に出会えました。