発症時期・初期症状について

お風呂に入った時に外陰のあたりに卓球のボール位の物がポコとあるのが確認できました。初めは痔か何かかと思いましたが、違う気がすると鏡で見たところ膣のあたりがヘルニアの様な状態に見えました。癌ではと心配になりましたが、テレビで特集をしていて子宮下垂と判りました。

発症内容・医師診断について

押し戻すと戻る事とピンポン球くらいの大きさがテレビの特集でやっていた子宮下垂の症状と全く同じで痛みなどは一切ありませんでした。ただ出て来た物が下着などに擦れたりすると痛くて、診察を何科で受けたら良いのか分からずに日々を過ごしていました。頻尿もあり原因は出てきた物ではないかと疑うようになり、友人などに相談して婦人科を受診する事にしました。 本当に婦人科で合っているのか不安でしたが医師から視診と内診をしてもらい子宮下垂による子宮脱と診断されました。キチンと診断されて安心しましたが、老化現象のひとつで骨盤底の筋肉の衰えが原因で薬による治療ではなく完治には外科手術になるとの事でした。 医師からは筋力アップ体操を勧められ、手術する覚悟がなかったので始めてみる事にしました。肛門に力を加えて引き締める体操で膣も締まるので筋力アップを図れるとの説明で、難しい体操ではないですが面倒くさがりの私は継続が出来ませんでした。

経過・その後の状況

体操が継続できない為に、一気に治したい気持ちが湧き上がり外科手術を依頼しました。子宮下垂の手術は子宮を全部摘出するのかと覚悟しましたが、一部を切除するだけでペッサリーなどの挿入する手術なら保存的手術も可能だと言われました。 もう閉経を待つだけで保存もないかと思いましたが医師から軽い症状だから保存を念頭に入れて手術すると説明がありました。家族からは手術しなくても良いのではと言われましたが、同意をもらい手術を行いました。

その後気を付けていること

手術後は再発もなく経過は順調で頻尿も前よりも軽くなりました。子宮下垂の時にあった、下がっている感じもなくなり重い物を持ったりしないように力を入れないように努力しています。